高虹安

高 虹安
高虹安、2020年
生年月日 (1984-01-25) 1984年1月25日(40歳)
出生地 中華民国の旗 台湾台北市内湖区
出身校 国立台湾師範大学
国立台湾大学
シンシナティ大学
所属政党 台湾民衆党 → 無所属

在任期間 2022年12月25日 - 2024年7月26日(一時停止中)
市長代行 邱臣遠

選挙区 全国不分区及び僑居国外国民選挙区
在任期間 2020年2月1日 - 2022年12月25日
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高 虹安
各種表記
繁体字 高 虹安
簡体字 高 虹安
拼音 Gāo Hóng'ān
和名表記: こう こうあん
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高 虹安(こう こうあん、1984年1月25日 - )は、中華民国台湾)の政治家。2022年統一地方選新竹市長当選者。2020年より台湾民衆党所属の立法委員

経歴

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1984年1月25日、台北市内湖区で生まれる[1]。父はエイサーコンピュータの工程師、母は方済中学校の教職員[2]。台北市立康寧国小・台北市私立方済高級中学台北市立第一女子高級中学国立台湾師範大学を経て、2008年、国立台湾大学情報工学学科を卒業。シンシナティ大学機械工学博士[3]

ラムリサーチでのインターンシップを経て、大学卒業後、資訊工業策進会中区産業服務処智慧加値組組長を務めた。退職後、科智企業股份有限公司の共同創業者を務めたほか、鴻海教育基金会AI教育計画主持人、永齢基金会AI科技顧問、消防発展基金会・郭台銘基金会董事、フォックスコングループ総経理兼工業ビッグデータ弁公室主任を歴任した[1][4]。2019年、高虹安は台湾民衆党の党員として2020年立法委員選挙比例代表の立候補者に指名され、2020年1月11日に当選した。在任中に台湾民衆党立法院党団副総招集人、台湾民衆党立法院党団幹事長を務めた[3]

2022年8月29日、高虹安は新竹市長への出馬を宣言した[5]。11月26日の統一地方選で新竹市長に当選し[6]、市長就任日の12月25日に立法委員を辞職した[7]。しかし、当選後に高の交際相手の男は補佐官を務めた時期に立法院から支払われる秘書給与を詐取した疑いがあるとして、高は交際相手の男ら4人と共に台北地方検察署の捜査を受けた。12月16日に60万新台湾ドル保釈された[8]

2024年7月26日、台湾台北地方法院は汚職防止条例違反の罪で懲役7年4月、4年の公権剥奪の判決を言い渡した。有罪判決を受け、内政部は市長の職務を停止し、副市長を市長代理に選任した。また、台湾民衆党を離党した[9]

著作

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  • (中国語) 『2.5産業的致富法則:用方法論讓服務熱銷全球』. 台湾: 財団法人資策会創新応用服務研究所. (2010). ISBN 9789860250275 
  • (中国語) 『工業人工智能』. 台湾: 前程文化. (2019). ISBN 9789869688178 
  • (中国語) 『人工智能導論』. 台湾: 全華図書. (2019). ISBN 9789865030773 
  • (中国語) 『面試郭台銘:面対面、看見鏡頭外最真実的他』. 台湾: 三采文化. (2019). ISBN 9789576582608 

出典

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  1. ^ a b “2020立委.全國不分區”. 自由時報. オリジナルの2020年1月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200128052258/https://election.ltn.com.tw/2020/legislator/candidates/All/339 2022年9月25日閲覧。 
  2. ^ 【立委面對面】理科姊姊闖國會 高虹安” (中国語). 蘋果日報 (2019年12月19日). 2022年9月25日閲覧。
  3. ^ a b 立法院 (2013年7月23日). “立法院 - 高虹安委員” (中国語). 立法院. 2022年9月25日閲覧。
  4. ^ 彭昱文 (2019年11月19日). “鴻海副總高虹安列民衆黨不分區第3名 郭台銘:著力三面向” (中国語). Anue鉅亨. 2021年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月25日閲覧。
  5. ^ 王駿杰 (2022年8月29日). “柯媽媽陪同搶頭香 高虹安首日登記竹市長候選人” (中国語). 聯合新聞網. 2022年9月25日閲覧。
  6. ^ 延長賽!4立委成功「轉換跑道」 2不分區遞補 北市3、投縣2「再戰」 | 政治” (中国語). Newtalk新聞 (2022年11月26日). 2022年11月27日閲覧。
  7. ^ 高虹安下周日就職並同步辭不分區立委 辭職書已送交 -- 上報 / 焦點”. www.upmedia.mg (2022年12月20日). 2022年12月26日閲覧。
  8. ^ 次期新竹市長、秘書給与詐取の疑いで取り調べ 約270万円で保釈/台湾 - フォーカス台湾”. japan.focustaiwan.tw (2022年12月16日). 2022年12月20日閲覧。
  9. ^ 高虹安新竹市長に懲役7年4月の判決 秘書給与詐取で/台湾・台北地裁”. japan.focustaiwan.tw (2024年7月26日). 2024年8月21日閲覧。

外部リンク

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