高谷裕之

高谷 裕之
基本情報
本名 髙谷 裕之
通称 悪魔の拳
伝説の喧嘩師
喧嘩番長
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1977-06-10) 1977年6月10日(47歳)
出身地 千葉県習志野市
所属 格闘結社田中塾
→フリーランス
→TEAM HARDCORE
→WK高谷軍団
→高谷軍団
→FIGHT FARM
身長 168cm
体重 65kg
階級 フェザー級
バックボーン 総合格闘技、喧嘩
テーマ曲 STONP BOX
(THE QEMISTS)
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高谷 裕之(たかや ひろゆき、1977年6月10日 - )は、日本男性総合格闘家千葉県習志野市出身。元DREAMフェザー級王者。LDH martial arts元代表取締役CEO。妻はファッションモデル三浦麻穂

概要

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チーマーで、幼少期から喧嘩に明け暮れていたというエピソードと、リングでのパンチ中心のファイトスタイルから「喧嘩番長」や「悪魔の拳」の異名を持つ。パンチへのこだわりが強い生粋のストライカーであり、一撃で相手を失神させるほどの威力を持ったパンチを武器とし、フェザー級を中心にKOの山を築いた。

来歴

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喧嘩に明け暮れる少年時代を過ごし、23歳の時に「とりあえずエネルギーを発散させないとまずい」と思ったのがきっかけで総合格闘技を始める[1]

2001年12月7日、SWAアルティメットボクシング大会で村山光広と対戦。3-0の判定勝ち。

2002年5月3日、第13回全日本新空手道選手権大会の軽中量級に出場。決勝戦で小林悟(現サトルヴァシコバ)に本戦判定0-2で敗れ、準優勝となった[2]

2002年9月29日、全日本アマチュア修斗選手権・ライト級(-65kg)に出場し、決勝戦で藤岡正義に敗れ、準優勝となった。

2003年2月6日、修斗新人王トーナメント・ライト級 1回戦で碓氷早矢手にTKO勝ち。7月13日、準決勝で日沖発に3-0の判定勝ち。11月3日、決勝で藤岡正義に3-0の判定勝ち。全日本アマチュア修斗選手権 決勝戦での雪辱を果たすとともに新人王となった。

2004年1月24日、修斗でジョン・ホーキと対戦。判定1-0で引き分け。

2004年3月13日、全日本キックボクシング連盟「全日本ライト級最強決定トーナメント 1st.STAGE」でサトルヴァシコバと約2年ぶりの再戦。2Rに左ハイキックでダウンを奪われ、0-3の判定負け。

2004年5月3日、修斗でステファン・パーリングと対戦。ハイキックでTKO勝ち。

2004年9月23日、全日本キックボクシング連盟「DANGERZONE」で山本優弥と対戦。0-3の判定負け。

2004年12月14日、修斗でギルバート・メレンデスと対戦。0-3の判定負け。

HERO'S

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2005年7月6日、HERO'S初参戦となったHERO'Sミドル級(-70kg)世界最強王者決定トーナメント1回戦でヤニ・ラックスと対戦。左フックでKO勝ちを収めた。

2005年9月7日、トーナメント準々決勝でレミギウス・モリカビュチスと対戦。激しい打撃戦となったが、最後はパウンドによりTKO(レフェリーストップ)勝ち。レミギウスのキックにより右肘を負傷したがドクターストップを振り切り、トーナメント準決勝で須藤元気と対戦。ほぼ左手のみで戦ったが、三角絞めで一本負け。

2005年11月5日、HERO'S 2005 in SEOULでキム・ドヒョンと対戦。3-0の判定勝ち。

2006年4月9日、桜井"マッハ"速人が土木作業員に顔を殴られ、左目の下の骨を折り全治1か月のケガを負うという事件が起こった(作業員は傷害容疑で逮捕)。高谷はこれに対し「人に夢を与える立場である格闘家が、素人に殴られ警察に訴えるのはどうなのか」との辛辣なコメントをブログで発表し、物議を醸した。

2006年8月5日、HERO'Sミドル級世界最強王者決定トーナメント準々決勝でJ.Z.カルバンと対戦。右跳び膝蹴りでダウンを喫し、KO負け。

2007年3月12日、HERO'S 2007 開幕戦でアンドレ・ジダと対戦。ジダの打撃で鼻骨骨折に追い込まれ、ドクターストップでTKO負け。

2007年9月8日、CAGE FORCE初参戦となったCAGE FORCE 04でジャロッド・カードと対戦、左フックでKO勝ち。

2007年11月8日、修斗でアントニオ・カルバーリョと対戦。激しい打撃戦となり2Rにカルバーニョのパンチで左目尻から出血するも、ドクターチェックからの再開後に右フックでダウンを奪う。3R、膝蹴りからのパンチ連打でTKO勝ち。

WEC

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2008年2月13日、WEC初参戦となったWEC 32でレオナルド・ガルシアと対戦し、右ストレートでKO負け。

2008年12月3日、WEC 37で8月大会から延期になったカブ・スワンソン戦を迎えるも、0-3の判定負け。

DREAM

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2009年3月8日、DREAM初参戦となったDREAM.7のフェザー級(-63kg)グランプリ1回戦でキム・ジョンウォンと対戦し、TKO勝ちを収めた。

2009年5月26日、DREAM.9のフェザー級グランプリ2回戦で前田吉朗と対戦し、TKO勝ちを収めた。

2009年10月6日、DREAM.11のフェザー級グランプリ準決勝で所英男と対戦し、パウンドでKO勝ち。続く決勝ではビビアーノ・フェルナンデスに激戦の末に判定負けを喫し、準優勝となった。

2009年11月22日、ファッションモデル三浦麻穂と入籍[3][4]2010年2月14日には結婚披露宴を行った[5]

2009年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜のDREAM vs SRC 対抗戦で小見川道大と対戦し、右ストレートでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負けを喫した。この試合で右眼窩底骨折の重傷を負った[6]

2010年5月29日、ケージ開催となったDREAM.14ヨアキム・ハンセンと対戦し、右ストレートでKO勝ちを収めた。

2010年9月25日、DREAM.16チェイス・ビービと対戦し、左フックでダウンを奪ったところにパウンドで追撃しKO勝ちを収めた[7]

2010年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜でDREAMフェザー級王者ビビアーノ・フェルナンデスに挑戦。3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功し、リベンジを果たした[8]

2011年7月16日、DREAM JAPAN GP FINALのフェザー級(-65kg)タイトルマッチで宮田和幸と対戦し、2-1の判定勝ちを収め初防衛に成功した。この試合で宮田のパンチを受け眼窩底骨折する重症を負った。

2011年12月31日、元気ですか!! 大晦日!! 2011 のDREAMフェザー級タイトルマッチでリオン武と対戦。3-0の判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功。

戦績

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プロ総合格闘技

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総合格闘技 戦績
42 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
25 15 0 10 0 2 0
15 6 1 8 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 斎藤裕 1R 1:17 KO(左フック) SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦 2019年9月22日
バータル・アズジャブハラン 2R(10分/5分)終了 判定3-0 RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 2nd ROUND 2017年12月29日
日沖発 1R 1:12 TKO(右フック→パウンド) PANCRASE 290 2017年10月8日
× ISAO 5分3R終了 判定0-3 PANCRASE 283 2016年12月18日
× アラン・オマー 5分3R終了 判定0-3 Euro FC 1: The New Era 2016年10月1日
× ナザレノ・マレガリエ 5分3R終了 判定0-3 PANCRASE 278 2016年6月12日
DJ.taiki 3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0 RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS 2015年12月29日
ガイ・デルモ 3R 4:11 TKO(左フック→パウンド) PANCRASE 266 2015年4月26日
高橋遼伍 2R 0:38 KO(左フック→パウンド) VTJ 6th 2014年10月4日
内村洋次郎 1R 1:27 KO(右ストレート→パウンド) VTJ 4th 2014年2月23日
トビー・イマダ 5分3R終了 判定1-0 〜SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT〜 GROUND ZERO TOKYO 2013 2013年11月16日
× ダニエル・ロメロ 1R 3:23 KO(右ストレート→パウンド) VTJ 2nd 2013年6月22日
× ジョージ・カラカニヤン 5分3R終了 判定1-2 DREAM.18 & GLORY 4 〜大晦日 SPECIAL 2012〜 2012年12月31日
リオン武 5分5R終了 判定3-0 元気ですか!! 大晦日!! 2011
【DREAMフェザー級タイトルマッチ】
2011年12月31日
宮田和幸 5分3R終了 判定2-1 DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-
【DREAMフェザー級タイトルマッチ】
2011年7月16日
× ロバート・ペラルタ 5分3R終了 判定1-2 Strikeforce: Diaz vs. Daley 2011年4月9日
ビビアーノ・フェルナンデス 3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0 Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜
【DREAMフェザー級タイトルマッチ】
2010年12月31日
チェイス・ビービ 1R 1:45 KO(左フック→パウンド) DREAM.16 2010年9月25日
ヨアキム・ハンセン 1R 4:27 KO(右ストレート) DREAM.14 2010年5月29日
× 小見川道大 1R 2:54 TKO(右ストレート→パウンド) Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜 2009年12月31日
× ビビアーノ・フェルナンデス 2R(10分/5分)終了 判定1-2 DREAM.11 フェザー級グランプリ2009 決勝戦
【フェザー級グランプリ 決勝】
2009年10月6日
所英男 2R 0:32 KO(パウンド) DREAM.11 フェザー級グランプリ2009 決勝戦
【フェザー級グランプリ 準決勝】
2009年10月6日
前田吉朗 1R 9:40 TKO(右フック→パウンド) DREAM.9 フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND
【フェザー級グランプリ 2回戦】
2009年5月26日
キム・ジョンウォン 2R 0:40 TKO(右ストレート→パウンド) DREAM.7 フェザー級グランプリ2009 開幕戦
【フェザー級グランプリ 1回戦】
2009年3月8日
× カブ・スワンソン 5分3R終了 判定0-3 WEC 37: Torres vs. Tapia 2008年12月3日
× レオナルド・ガルシア 1R 1:31 KO(右ストレート) WEC 32: Condit vs. Prater 2008年2月13日
アントニオ・カルバーリョ 3R 1:58 TKO(スタンドパンチ連打) 修斗 BACK TO OUR ROOTS 06 2007年11月8日
ジャロッド・カード 1R 3:02 KO(左フック) CAGE FORCE 04 2007年9月8日
× アンドレ・ジダ 1R 3:29 TKO(ドクターストップ:鼻負傷) HERO'S 2007 開幕戦 〜名古屋初上陸〜 2007年3月12日
× J.Z.カルバン 1R 0:30 KO(右跳び膝蹴り) HERO'S 2006 ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝
【ミドル級トーナメント 準々決勝】
2006年8月5日
キム・ドヒョン 5分2R終了 判定3-0 HERO'S 2005 in SEOUL 2005年11月5日
× 須藤元気 2R 3:47 三角絞め HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝
【ミドル級トーナメント 準決勝】
2005年9月7日
レミギウス・モリカビュチス 2R 4:16 TKO(マウントパンチ) HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝
【ミドル級トーナメント 準々決勝】
2005年9月7日
ヤニ・ラックス 1R 1:56 KO(左フック) HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦
【ミドル級トーナメント 1回戦】
2005年7月6日
× ギルバート・メレンデス 5分3R終了 判定0-3 修斗 15th Anniversary 2004年12月14日
ステファン・パーリング 1R 2:11 TKO(左ハイキック) 修斗 2004年5月3日
ジョン・ホーキ 5分3R終了 判定1-0 修斗 2004年1月24日
藤岡正義 5分2R終了 判定3-0 修斗 WANNA SHOOTO 2003
【新人王トーナメント ライト級 決勝】
2003年11月3日
日沖発 5分2R終了 判定3-0 修斗
【新人王トーナメント ライト級 2回戦】
2003年7月13日
碓氷早矢手 2R 2:06 TKO(スタンドパンチ連打) 修斗
【新人王トーナメント ライト級 1回戦】
2003年2月6日
ガチュチラゼ・イオセブ 判定3-0 掣圏道 アルティメットボクシング 2002年4月12日
村山光広 判定3-0 SWAアルティメットボクシング 2001年12月7日

アマチュア総合格闘技

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 孫煌進 4分1R終了 ポイント18-21 第1回東日本アマチュア修斗フレッシュマントーナメント
【ライト級 3回戦】
2001年4月15日
城間貴文 4分1R終了 ポイント22-17 第1回東日本アマチュア修斗フレッシュマントーナメント
【ライト級 2回戦】
2001年4月15日

キックボクシング

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 宍戸大樹 3R終了 判定0-3 SHOOT BOXING2013 act.2 2013年4月20日
× 山本優弥 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟 「DANGER ZONE」 2004年9月23日
× サトルヴァシコバ 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟 「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 1st STAGE」
【ライト級トーナメント 1回戦】
2004年3月13日

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 格闘技始めた頃 高谷裕之オフィシャルBlog 2006年1月14日
  2. ^ 第13回 全日本新空手道選手権大会 新空手道連盟公式サイト
  3. ^ 結婚報告 高谷裕之 オフィシャルブログ 2009年11月22日
  4. ^ ☆ご報告☆ 三浦麻穂オフィシャルブログ 2009年11月22日
  5. ^ 結婚式 高谷裕之 オフィシャルブログ 2010年2月15日
  6. ^ 『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜』一夜明け会見 DREAM公式サイト 2010年1月1日
  7. ^ 【DREAM】石井慧が国内初勝利、桜庭和志は生涯初の一本負け!(2) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年9月25日
  8. ^ 【Dynamite!!】 高谷が王座奪取!長島☆自演乙が青木をKO!石井はバンナに辛勝 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月31日

関連項目

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外部リンク

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前王者
ビビアーノ・フェルナンデス
第2代DREAMフェザー級王者

2010年12月31日 - 現在

次王者
N/A