ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 | アーケードゲーム |
開発元 | NMK |
発売元 | ジャレコ |
音楽 |
岡村静良[1] Tecchan K.[1] |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア | 業務用基板 |
発売日 |
1988年 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
『魔魁伝説』 (まかいでんせつ、英:LEGEND OF MAKAI) は、ジャレコより1988年に稼働されたアーケード用アクションRPG。開発はNMK。
囚われの身となった姫を助けるため、正義の剣士が「魔魁ウィザード」の居城を目指し戦う横スクロールアクションゲームである[2]。
1レバー+2ボタン(攻撃、ジャンプ)で剣士を操作、ジャンプは押す長さにより高度を変え、また空中制御もきく。
ステージ中には「青い鍵」、「緑の鍵」、「赤い鍵」の3つの鍵があり、入手する事によりその色に対応した宝箱やドアを開ける事ができるようになる。なお、鍵はステージ毎に集める必要がある。
宝箱を開けたりステージ中の宝石を入手する事でジェム(お金)が貯まっていき、それを使ってショップで買い物をする事ができる。ショップでは各種アイテムを購入できるほか、ジェムを払って巻物に書かれた情報を得る事もできる。ただし、ショップの品物には偽物、買っても効果のない物、購入するとマイナス効果をもたらす罠アイテムも存在する。
ステージ中には友好的なNPCもおり、彼らの情報やショップで購入できる巻物の情報がステージをクリアする上で重要になってくる。また、各ステージではNPCなどからウィザードを倒すためのキーワードを1文字ずつ教えてもらえる。その他、ステージ中には目に見えない隠されたドアやショップも存在している。
ステージ毎に制限時間が設定されており、タイムアップになると永久パターン防止キャラクターの火だるまが出現し襲い掛かってくる。
ライフ、残機併用制で、敵の攻撃を受けるなどしてライフが無くなる、穴に落ちるなどすると1ミスとなり、残機が全て無くなるとゲームオーバー。ミスした場合やクレジットを投入しコンティニューした場合は特定地点からゲーム再開となる戻り復活となっている。
全8ステージで、エンディングはグッドエンディングとバッドエンディングの2種類。最終面のウィザードを倒すためのキーワードを入力する場面で間違ったキーワードを入力すると、ウィザードと戦う事ができずにそのままバッドエンディングとなる。
アイテムは宝箱の中に入っていたり、ショップで購入して入手できる。ただし、ショップの品物には偽物も存在する。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
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1 | 魔魁伝説 | 2021年3月4日[3][4][5] |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
NMK | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | 海外版(LEGEND OF MAKAI)も収録 |
本作のBGMを担当した岡村静良はインタビューにて、本作の前に発売された『P-47』はそれなりに評価されたが、基板(メガシステム1)が高いうえROM交換に消極的だったので営業的に厳しくなり、そのため売り上げを立てるために安い基板も作る事となった、そしてジャレコが販売したファミリーコンピュータの『伝説の騎士エルロンド』(レア社開発)を廉価基板でやってはどうだろう、という話になり、丸パクリではロイヤリティが発生するので同じシステムでそうならないように作ったのが本作であったと語っている[6]。また、岡村は他にも、『伝説の騎士エルロンド』はNMK開発という事になっているがやったのはタイトル画面の書き換えくらいであった事、本作は海外で評判が良くまとまった数の注文が来た事を明かしている[6]。