くろつち みつお 黒土 三男 | |||||||||||
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生年月日 | 1947年3月3日 | ||||||||||
没年月日 | 2023年3月25日(76歳没) | ||||||||||
出身地 | 日本・熊本県熊本市 | ||||||||||
死没地 | 日本・千葉県浦安市 | ||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||
職業 | 映画監督・脚本家 | ||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
映画 『蟬しぐれ』 | |||||||||||
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黒土 三男(くろつち みつお、1947年(昭和22年)3月3日 - 2023年(令和5年)3月25日)は、日本の脚本家・映画監督。熊本県熊本市出身。
熊本県立熊本高等学校、立教大学法学部を卒業後、木下惠介プロダクションの助監督となる。2年間の勤務を経てフリーの脚本家となる。
1978年(昭和53年)TBS系で放送された『コメットさん』でTV脚本家としてデビューした。
1988年「とんぼ」「うさぎの休日」などで第7回向田邦子賞受賞[1][2]。
1989年(平成元年)『オルゴール』で映画監督デビュー。自身がメガホンを取った作品は全て自らが脚本を手がけている。
山田洋次監督作品映画『幸福の黄色いハンカチ』で脚本家の一人として参加し、以来、木下惠介とともに山田洋次を師として仰ぐ。
脚本、監督作品とも長渕剛を主演として起用したものが多い(長渕剛の「浦安の黒ちゃん」は黒土三男を元に書かれた曲である)が、映画『英二』の演出を巡り対立したため、死去まで2人の間に交流はなかった[3]。
2006年5月、映画『蟬しぐれ』の撮影時に出会った庄内平野の米を応援する「庄内米ファンクラブ」の初代会長に就任した。
2011年7月より放送の『水戸黄門』(第43部)では、脚本として参加している。
2011年3月の東日本大震災以降、愛知県豊田市に移住。2016年、豊田市を舞台とした自身の脚本・監督映画「星めぐりの町」の製作を発表[4]。2017年春に撮影[5]、2018年1月27日に全国公開された[6]。これが生前最後の作品となった。
晩年は2022年9月に外出先で倒れ療養していたが、2023年3月25日午後10時17分、多臓器不全のため千葉県浦安市の自宅で死去した[7][8]。76歳没。