ジャンル | ハンティングアクション |
---|---|
対応機種 |
Windows Xbox 360 PlayStation 3 Wii U PlayStation Vita PlayStation 4 |
発売元 | カプコン |
プロデューサー |
砂野元気(名誉プロデューサー) 宮下輝樹(プロデューサー) |
人数 |
通常クエスト:1 - 4人 VSクエスト:2 - 8人 大討伐クエスト:4 - 32人(ランク帯で異なる) |
メディア |
Windows版 ダウンロード、CD-ROM1枚 Xbox 360版 ダウンロード、DVD-ROM1枚[注 1] PlayStation 3版 ダウンロード、Blu-ray Disc1枚 Wii U版 ダウンロード、Wii U専用12cm光ディスク1枚 PlayStation Vita版 ダウンロード、PlayStation Vitaカード1枚 PlayStation 4版 ダウンロード |
発売日 |
Windows版 2007年7月5日 Xbox 360版 2010年6月24日(Xbox Liveゴールドメンバーシップ1年分付加) PlayStation 3版 2013年11月20日(ハンターライフコース60日分付加) Wii U版 2013年12月11日(ハンターライフコース60日分付加) PlayStation Vita版 2014年8月13日 PlayStation 4版 2016年11月22日 2019年12月18日、全サービスが終了。 |
対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツアイコン | 暴力表現 |
デバイス | キーボード、マウス、ゲームパッド |
必要環境 | Windows 7、8、8.1、10[注 2] |
売上本数 | [Xbox 360]15,409本(シーズン9.0 プレミアムパッケージ)[1] |
その他 | Xbox 360版はゴールドメンバーシップの登録が必要[注 3] |
『モンスターハンター フロンティア オンライン』(現『モンスターハンター フロンティアZ』)は、カプコンが開発し運営していたオンラインゲームで、MOの要素を持つハンティングアクションゲーム。略称は「MHF」。
モンスターハンターシリーズ初のWindows用ゲームとして発売。HD化や、容量の少ないCD-ROM媒体での提供もシリーズ初の試みとなる。2010年6月24日にXbox 360用が発売。
2013年4月17日の大型アップデートでタイトルが『モンスターハンター フロンティアG』(モンスターハンター フロンティアジー、略称「MHF-G」)に刷新された。
2013年11月20日にPlayStation 3版、同年12月11日にWii U版、2014年8月13日にPlayStation Vita版がそれぞれ発売された。
2016年11月9日の大型アップデートより『モンスターハンター フロンティアZ』と改題、また同年11月22日よりPlayStation 4でもサービス開始。
2018年8月1日、Xbox 360版とWii U版のサービスが終了した。当該ハードのプレイヤーについては、PC版へのセーブデータ移行が可能となっている。
2019年6月19日、ユーザーに満足のいくサービスを継続して提供することが困難になったため、全プラットフォームでのサービスを2019年12月18日に終了することを発表し、全サービスを終了した。
サービス終了時の主要スタッフは、砂野元気(名誉プロデューサー)と宮下輝樹(プロデューサー)。
『モンスターハンター2(dos)』をベースに開発され、後のシリーズで実装された要素やインターネットを活用した機能などが追加されている。
これらPC特有のメリットを生かしたオンライン上でのプレイヤー数の多さや継続的なサポート、HDD容量を許す限りのアップデートによる数多くのアイテム、敵キャラクターの追加が行われている。Xbox 360版の発売日にスリム化したXbox 360 250GBも併せて発売された。
PC版はオープンベータテスト時点で頻発していたログイン障害対策として3サーバー体制で開始され、2013年9月18日(水)から1つのサーバーに統合されサーバー1となった。
Xbox 360版はPC版とは別に新規サーバーが用意され、全員HR(ハンターランク)1からのスタートとなる。 PCとXbox 360との接続は同社の『ロストプラネット コロニーズ』やスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXI』でも実現しているように技術的には可能だが、既にPC版でプレイしているユーザーはランク100以上になっている者もいるのに対し、新規で始めるXbox 360ユーザーとのクエストが合わないという状態を考慮した結果であるという[2]。Xbox 360版のコミュニティの成熟度を見て、将来的にはPC版とのサーバー統合も視野に入れていると発表されたが、βテスト開始後から統合について消極的な態度を取っている。ただしXbox 360版用の2つのサーバーは2011年3月30日に1つに統合されている。
PS3版・Wii U版も当初はそれぞれPC版・Xbox 360版とは別の独立した新規サーバーにて運営されていたが、2014年4月23日にPC版とPS3版のサーバーが統合された(ただしPC版とPS3版のデータ共有は不可)。またPS Vita版に関しては統合されたPC・PS3版のサーバーを共用し、セーブデータもPS3版のみと共有され、また一部のワールドにてPC版・PS3版のプレイヤーと一緒にプレイが可能になる。また、PC版とPS3版のサーバー統合発表時に、Xbox 360版・Wii U版のサーバーも将来的には統合したいことがスタッフから明言されている[3]。
PS4版はPS3およびPS Vitaでのプレイデータを利用可能。課金についてはPS3版およびPS Vita版と同様のCOG ID側での課金の他に、PS4版限定の利用権としてPlayStation Storeでの購入も可能となっている[4]。なおPS4版サービス開始直後よりサーバー1の負荷によるログイン障害が顕在化し、11月26日に急遽サーバー2が追加され、以降PS3/PS Vita/PS4で新規にプレーを開始する場合は強制的にサーバー2に割り当てられていた[5]が、2017年3月8日のサーバー増強処置によって負荷問題が解消され、同年3月29日よりサーバー1でもキャラクター作成が可能となり、2017年5月24日に両サーバーのプレーデータが統合された。
Xbox 360とWii Uは2017年時点でいずれも本体の製造が終了しており、その対応の一つとして2017年11月29日より、Xbox 360およびWii U版のセーブデータをPCでも使用できるようになる「アカウント連携サービス」が開始された[6]。サーバーについては従来のハードに即したものとなる。また、2018年8月1日をもってこれらのサーバーをPC・PS版と統合し、Xbox 360/Wii U版については、サービス提供が終了となった[6]。
2018年8月1日以降の構成。
以前はPC版やXbox 360版では複数のサーバーが存在しており、現在でもログイン時の操作の中にはサーバーの選択が含まれている。この機能はPS Vita版の先行体験テストの際にはPC版とPS3版では正式サービスと先行体験テストのどちらにログインするかを選択するという形で使用された。
以下は過去に存在していたサーバー。これらのサーバーでプレーしていたプレイヤーのデータは統合時に各存続サーバーに移行されている[注 5]。
この他、PS Vita版の先行体験テストの際にはテスト用の専用サーバーが用意されていた。 このサーバーには準備作業時点でのサーバー1のデータが複製され、PS3版プレイヤーのPS Vitaとのデータ共有や、PC/PS3とPS Vitaが混在した環境についてのテストも行われた。このサーバーはPS Vita版の先行体験テスト終了時に運用を停止しており、データもサーバー1にフィードバックされたりはしていない。ただし一定条件を満たしたことによる特典についてはサーバー1での当該アカウントに付与されている。
また、PS4版の先行体験テストの際にも専用のサーバーが用意されており、このサーバーには2016年10月12日のメンテナンス時点のサーバー1のデータが複製されていた[注 6]。こちらもPS4版先行体験専用のサーバーであるが、一定の条件を満たしたことによる特典はPS4版の正式サービス開始後サーバー1の当該アカウントに付与されている。
2017年2月8日〜2月15日にも、同年1月25日現在のデータを複製したサーバー強化テスト用のサーバーが用意された。
MHF-Z以降は今までのようなシーズン番号の表記を行わないとのこと。この理由として、数字が増えていく形になると新規ユーザーが入りづらくなることが挙げられている[9]。
カプコンオンラインゲームズ(COG、旧ダレット、PC・PS3・Wii U・PS Vita版を運営)は「CAP」、ハンゲ(PC版)は「ハンコイン」という通貨になる。それぞれ1円=1CAP/ハンコイン1円で計算される。
Xbox 360版は「マイクロソフトポイント」の表記だった[注 8]が、2013年8月26日の本体のシステムアップデートで現地通貨表記(日本国内は「円」)に変更になった。
2015年8月よりサービスを開始したDMM.com(PC版)は「DMMポイント」という通貨になる。こちらも1ポイント=1円で計算される。
ここまでに挙げた全プラットホームにおいて継続コースの月額料金は全機種共通だが、Xbox 360版は初回から30日分となるのに対し、PC版・PS3版・Wii U版・PS Vita版は初回は60日分(初回のみ倍額となる)で3ヶ月目以降は30日分となる。
PS4版はやや特殊で、PS3版やPS Vita版で利用しているCOG経由での課金が利用可能な他[注 9]、PS4版でのみ利用可能なものがPlayStation Storeで販売されるという形になっている。PS4専用の課金についてはPlayStation Networkアカウントのチャージを利用し、継続コースについてもクレジットカードからの引き落としではなく30日ごと(Xbox 360版と同様に初回から30日分となる)にPlayStation Storeのウォレットから引き落とされる形となる[4]。
Xbox 360とWii U版にて「アカウント連携」を行い、PCでプレイする場合は、2018年2月まではハンターライフコースが自動付与される[6]。
MHFではアップデートごとに新しいモンスターが追加されている。基本的にはMHFが初出となるが[注 20]、シーズン1.5では『モンスターハンターポータブル 2nd』より轟竜ティガレックスと覇竜アカムトルムが移植されている。
MHFオリジナルモンスターは1シーズンにつき大型モンスター(超大型モンスターであったシーズンもある)1〜2種が実装されるが、シーズン10では新規のモンスターは実装されていない。.5表記のアップデートで亜種や希少種となるものが実装されたものもある。
G1〜G2の追加分(ゴウガルフを除く)とゼナセリス、ケオアルボル、エルゼリオンはG級以前の段階では登場しない[注 21]。また、G1以降シーズンごとに既存モンスターの内数種がG級にも対応するようになっており、中には同タイミングで特異個体が実装されハードコアクエストに対応するようになったものもある。MHF-Zからは既存モンスターの内数種に辿異種が実装されている。
シーズンごとの新モンスターは以下の通り。
なお、G1以降の一部追加モンスターは既存モンスターと関連の深い存在となっている。
新しいフィールドが追加されたシーズンも存在する。
G9.1までの仕様においてはHR(ハンターランク)1〜30を下位・HR31〜99を上位・HR100〜999を凄腕と分類しており、凄腕ランク帯にはさらにいくつかのサブカテゴリが存在していた。G10以降はそれぞれHR1〜2(下位)・HR3〜4(上位)・HR5〜7(凄腕)という分類になっている。凄腕のさらに上にG級が存在するが、それについてはG級全体の説明として後述。
以下は凄腕ランク帯におけるMHF独自のカテゴライズに対する説明である。G級でのカテゴライズについては後述。
G級以前における基本的なクエストである「ハンターズクエスト」の他に、様々な分類のクエストが存在する。これらのクエストの中には、「期間限定クエスト」「特別クエスト」「オーダークエスト」といった親カテゴリに収納されているものもある。
以下はMHF-G10のクエストリスト再編にて廃止されたもの。
シーズン8.0で実装された、武器種ごとに一部動作を変更することなどが可能なシステム。G10以降(および、2017年4月アップデート以降)とそれまでで大きく違うため、各時点での仕様を列挙する。
以下は秘伝書に関連する用語。
MHF-G1より実装された、凄腕よりさらに上の段階をG級と呼ぶ。
G級における、MHF独自のカテゴライズは下記の通り。
G級における、「ハンターズクエスト」以外の特殊なクエストカテゴリについては下記の通り。
クエストのランク帯としての分類の他に、一部の行動が変化したりなどのバリエーションがクエストに対して設定されていることもある。
ベルキュロスには後のアップデートで行動パターンのバリエーションが3種類実装されたが、そういったものとは別にシステム側での呼称として特異個体・激個体・若個体が存在する。また、特にシステム的な呼称はないが特別な設定がされた個体も存在する[注 44]。
なお、本来激個体や若個体が登場するクエストをハードコアクエストにすると個体バリエーションの設定が特異個体に上書きされるという仕様がある。
各プレイヤーの拠点となるマイハウスの他に多数存在するプレイヤー固有の施設、およびそれに付随するもの。
シーズン5.0以降実装された、メゼポルタ広場とは別のシステムによるエリア。当初はHR31〜のコンテンツだったが後にHR17〜に変更され、現在はHR2〜立ち入り可能。
シーズン5.5以降、パーティーの人数が不足している場合に穴埋めで参加するNPCキャラクターが実装されている。なお「サポート狩人」というのはこれらのNPCキャラクターに対する総称であり、クエストの特殊条件で「サポート狩人の同行禁止」という設定が行われており本来なら装備やアイテム持込に制限がある設定でも同行可能なレジェンドラスタですら同行不可能になるクエストがごく稀に存在する。
当初は最後に穴埋めを行うためのフォスタ以外の間には「複数種類のサポート狩人は同時に同行できない」という仕様があったが、後のアップデートで複数種類の同行が可能になり、G5.1では同行優先順位のカスタマイズも実装された。
パーティー人数が不足している場合にどのプレイヤーのサポート狩人が同行するかについては、基本的には各プレイヤーが同人数出し合う形になっている(参加人数4人・実参加人数2人の場合、両プレイヤーが1人ずつ出す形になる)。 ただし参加人数を4人して実参加人数が3人だった場合など、空きの数より実参加人数が多い場合どのプレイヤーのサポート狩人が同行するかは基本的にランダムである[注 49]。
アップデートで新しい武具も追加されている。『MHF-Z』アップデート時点で、公式発表によると20000種の武器、10000種の防具があるとのこと[12]。
また、これらに付随する要素として以下のものが存在する。
定期的に開催されている大規模なイベントも存在する。2017年7月現在特に大規模なものとしては「狩人祭」「歌姫狩衛戦・真説」の2つが存在する。公式サイトでは「公式狩猟大会」も定期開催イベントに含まれている。また、常設コンテンツながら定期開催イベントに近い扱いを受ける「狩煉道」も当項で取り上げる。
以下は廃止または統合・常設化されたもの。
ジャンル | アクション |
---|---|
対応機種 | iPhone/iPod touch、Android |
発売元 | カプコン |
人数 | 1人 |
発売日 | 2011年12月1日 - 2016年6月22日 |
必要環境 |
iPhone/iPod Touch:iOS 4.0以上 Android:OSバージョン2.1以上 |
『モンスターハンター フロンティア オンライン エッグラン』は、卵運びクエストをモチーフとしたスマートフォン用ゲームアプリ。2011年12月1日にiPhone/iPod touch版およびAndroid版が無料配信開始された。
横スクロール型のアクションゲームで、画面の長押しで走る止まるの操作、フリックでライン移動が可能。スタミナが0になると卵を落としてしまう。アプリ内のサブクエスト報酬で得られる回復系アイテムで体力・スタミナを上昇させ、クエストを有利に進めることができる。
ゲームをクリアすると消耗品アイテムや「ハンターの本」を入手できるMHF用イベントコードが入手できる。「ハンターの本」3種をMHF内のイベントクエストで納入するとアイテム「秘撃玉」が獲得できる。
2016年6月22日にサービス提供終了、取得済のコードによる報酬は7月13日まで利用可能。