豊嶋 真千子(とよしま まちこ、1971年12月28日[7] - )は、日本の声優、ナレーター[4]、舞台女優、歌手。茨城県取手市出身[1]。青二プロダクション所属[5]。
「声優になりたいな」と考えたのはテレビアニメ『機動戦士ガンダム』、宮崎駿監督の作品『風の谷のナウシカ』を見て、キャラクターが真に自ら言葉を発しているように思い、感銘を受けたからである[8]。しかし母からは「そんな普通の声じゃ無理」と一蹴されたという[8]。高校生になると自分でも「無理」と気持ちが強くなり、夢と断念[1][8]。
茨城県立竜ヶ崎第一高等学校卒業後[8]、明治大学短期大学入学[8]。応援に行っていた大学ラグビーの試合で選手達を見て「自分にはこんなふうに、懸けられるものがあるだろうか。うらやましい…。」「彼らには情熱を傾けられるものがある。でも、自分はどうだろう。同じ年齢なのに。」と心から感じていた[1]。
20歳を迎えたばかりの時、子供の時のことを思い出して、ラグビーの試合後には「やっぱり声優になりたい」と再び問いかけていたという[1]。『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役の古谷徹に憧れており、大学3年生の時、「夢」を「実現」に向かわせるため、「やるだけやってダメならあきらめよう。夢のまま終わらせたくない」と歩き出したという[1]。卒業後、明治大学経営学部3年次編入学し卒業[8]。青二塾東京校第14期[5](旧:日曜生を経て本科生に編入し、卒業[9])。声優業をメインとしているほか、舞台経験もある[10]。
1997年に同じ青二プロダクションの桑島法子と「GIRLS BE」というユニットを組み[11]、少年漫画『BOYS BE…』とタイアップしたCDをリリースした[12](1997年12月をもって活動停止[13])。
1998年5月31日、東京大学五月祭にて豊嶋真千子講演会が開催され、日刊スポーツがその内容を芸能欄で記事として紹介した。
2015年3月21日、自身の公式ブログにて、一般男性と結婚したことを発表した[6]。
2016年、アニメ『ちびまる子ちゃん』にて死去した水谷優子の後任として、お姉ちゃん(さくらさきこ)役を同年6月5日放送回より引き継いだ[14]。また、同作品で水谷が演じていたサブキャラクターについても引き継ぐことになった。
桑島とは自他共に認める親友でもある[15]。他に仲の良い声優に鈴木麻里子・米本千珠などがいる[16]。
アルバイトとして家庭教師、一般事務、データ入力、ウエイトレス、チラシ、ティッシュ配りをしていた[1]。
資格・免許は英検2級、漢字検定2級[5]。
趣味はサッカー観戦、料理、ヨガ、日舞。特技は日舞、ピアノ[5]。
太字はメインキャラクター。
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- ちびまる子ちゃん(2016年 - 、お姉ちゃん〈さくらさきこ〉〈2代目〉[14]、若林〈2代目〉、内田恵子〈2代目〉、永沢の母〈2代目〉、山根の母〈2代目〉、かよちゃんの母〈2代目〉 他)
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- 2009年
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- VHSビデオ「ラジメンタリーvol.1 豊嶋真千子 Earthly Paradise」 ※同ラジオ番組収録現場のドキュメンタリー
- 恋する歴she(クララ役)(T-FM「SCHOOL OF Lock」内)(2012年)
- EIGOの架け橋(キャシー役)(T-FM「SCHOOL OF Lock」内)(2013年)
- カコモンクエスト(クララ役)(T-FM「SCHOOL OF Lock」内)(2014年)
- サイボーグ009誕生編(003 / フランソワーズ・アルヌール役)
- 青山二丁目劇場 オリジナルドラマ
- 「海辺のパン屋さん」(石神翔子)
- 「三丁目の夕陽〜冬編〜」(幸子)
- 「源氏物語」(葵の上)
- 「彼女には秘密がある」(歌のくれは)
- 「あじさいの唄〜盆踊り〜」(お松)
- 「母のレシピ」(加藤良枝)
- 「サバイバーズギルト」(伊藤遼子)
- 「8月のセレナーデ」(田辺由香)
- 「ひび割れたフルムーン」(陽子)
- 「よき伴侶」(京子)
- 他多数
- はっちこっちインフォ (せたはち)(FM世田谷)
- 僕らの青春J POP ゲスト出演(NHK 第1)
- 朝日放送 オリジナルドラマ 「黄昏流星群」
- 文化放送 オリジナルドラマ 「大奥」
- NHK 「FMシアター」
以下はパーソナリティー
- 現在のレギュラー
- 過去のナレーション
- ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜(NHK総合テレビジョン 本編の間に挿入されるミニコーナーのナレーター、顔出しでアフリカへ象の取材にも)
- ビジネスレポート(テレビ東京)
- ロンドンハーツ(コーナーナレーション)(テレビ朝日 2010年)
- ハイビジョン特集 日本人カメラマン野生に挑む 尾崎幸司(NHK BShi)
- スパモク!! 激闘大家族スペシャル 自給自足19年大自然の小さな家2(TBS 2011年)
- 集合!ビックリ大家族 日本で頑張るなでしこ母ちゃんスペシャル(TBS 2011年)
- 激闘大家族スペシャル!大草原の小さな家(TBS 2011年)
- 4時間まるごと!激闘大家族スペシャル(TBS 2011年)
- 激闘大家族スペシャル!6男7女15人大家族 崖っぷちそば屋奮闘記(TBS 2012年)
- SMAP GO!GO!(フジテレビ 2013年)
- 全力応援!ソチオリンピック みんなでクイズ (NHK BS1 2014年)
- 伝説のコンサート 西城秀樹デビュー50年スペシャル(NHK BSプレミアム / BS4K 2021年)[19]※豊嶋が声優を務める、『ちびまる子ちゃん』のさくらさきこが西城秀樹の大ファン、という繋がりもある。
- 劇団岸野組公演 「万お仕事承ります お仕事の弐〜追憶お捜しします」(2009年5月 池袋芸術劇場) - お小夜 役
- 劇団岸野組公演 「Basho 〜伊賀隠密、芭蕉と曾良の放浪記」(2012年10月 下北沢本多劇場) - お梗 役
- 劇団岸野組公演 「好きだってぇのに」(2014年11月 俳優座) - 若緑 役
- 朗読劇「秘密」(原作 東野圭吾) - 藻奈美役・直子役
- 朗読劇 ボイスフェア「雪女」 - 雪女 役
- 朗読劇 ボイスフェア「椿山課長の七日間」(原作 浅田次郎) - 蓮子役
- 朗読劇「リンカーン」
- 劇団すごろく公演「誘因」
- 劇団すごろく公演「再びの・・」
- 劇団大富豪第5回公演 「ETERNAL BLUE」(2008年9月25日 - 28日、浅草橋アドリブ小劇場)
- 劇団大富豪第7回公演「流星」(2011年8月3日 - 7日、笹塚ファクトリー) - 竹中ミカ 役
- リーディングストーリー『東京星に、行こう』(ナオミ)
- ベイシア電器店内ナレーション
- シングル
- 自分のいちばん
- あなたがいるから
- わたしはマチコ(テレビアニメ『まいっちんぐマチコ先生』主題歌のカバー)
- Earthly Paradise
- いつか瞳の奥の
- Way to Love
- アフリカ象の3回転ジャンプ
- 真夜中においでよ(GIRLS BE)
- 企画盤
- 豊嶋真千子キャラクターショウ(2003年7月25日)
- 青二プロダクション30周年記念公演「Voice Festival to 2000」(1999年10月2日・3日〈1日2公演・計4公演〉、中野サンプラザ)[注 2]
- Machiko Toyoshima Happy Birthday Live(2000年12月28日、下北沢CLUB251)
- 豊嶋真千子25周年記念大感謝祭「にゃんこフェスティバル」(2021年6月27日〈1日2公演〉、新横浜NEW SIDE BEACH!!)[注 3]