『LCD Soundsystem』 | ||||
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LCDサウンドシステム の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2001年-2004年 | |||
ジャンル | ダンス・パンク | |||
時間 | ||||
レーベル | DFAレコーズ | |||
プロデュース | The DFA | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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LCDサウンドシステム アルバム 年表 | ||||
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『LCDサウンドシステム』(LCD Soundsystem)は、アメリカのダンス・パンクバンドのLCDサウンドシステムが2005年に発表したデビュースタジオ・アルバム。DFAレコーズからリリースされた2枚組のアルバムで1枚目には新曲が、2枚目にはそれまでリリースされたシングル曲が収録されている。本作は第48回グラミー賞最優秀エレクトリック/ダンス・アルバム賞に、収録曲「ダフト・パンク・イズ・プレイング・アット・マイ・ハウス」は最優秀ダンス・レコーディング賞にそれぞれノミネートされた[7]。
2002年にシングル「ルージング・マイ・エッジ」で鮮烈なデビューを果たしたLCDサウンドシステムだったが、バンドの首謀者ジェームス・マーフィーはプロデューサーチームThe DFAの活動で多忙を極め、自身のプロジェクトどころではなくなっていた[8]。2004年1月にジェームスが拠点にしていたニューヨークのDFAスタジオの暖房が壊れ仕事ができなくなり2か月ほど休暇が取れることになったため、その期間をアルバム製作にあてることにする。ニューヨークから車で6時間ほどのマサチューセッツにあるLongview Farms Studioを借り、電話もインターネットも繋がらない田舎で3週間を掛けアルバムを製作した[8]。
2005年1月24日、初のスタジオアルバム『LCDサウンドシステム』(LCD Soundsystem)をDFAレコーズからリリース。全英アルバムチャートで20位を記録する。アルバムは2枚組で1枚目には新曲を収録、2枚目にはそれまでリリースした3枚のシングルが収録された[7]。このアルバムから新たに「Movement」「Daft Punk Is Playing at My House」「Disco Infiltrator」「Tribulations」の4曲がシングルカットされたが、特に「Daft Punk Is Playing at My House」は全英シングルチャートで29位と健闘した[9]。
アルバム『LCDサウンドシステム』と収録曲「ダフト・パンク・イズ・プレイング・アット・マイ・ハウス」は第48回グラミー賞の最優秀エレクトリック/ダンス・アルバム賞と最優秀ダンス・レコーディング賞にそれぞれノミネートされた[7]。アルバムは音楽メディアが発表する2000年代のベストアルバムのリストにてResident Advisorで5位、ピッチフォークで113位に選ばれている[10][11]。また「Daft Punk Is Playing at My House」はローリング・ストーンが発表した2000年代のベストソングのリストで78位に選ばれた[12]。
ディスク1
ディスク2