カット・トゥ・ザ・フィーリング(英: Cut to the Feeling)は、カナダ人歌手カーリー・レイ・ジェプセンの楽曲で、2016年公開のカナダ映画『フェリシーと夢のトウシューズ』のサウンドトラックとして作られた曲である。アメリカでは映画のプロモーション用にシングル発売され、ミュージックビデオも制作されている。その他、MTVのリアリティ番組『シエスタ・キー(英語版)』のテーマソングとして使用されており、日本では花王ビオレのCMソングとして民放各局で放映されている。
この曲は元々、ジェプセンの3枚目のアルバム『エモーション』の制作過程で作曲されたものであるが、「映画的で劇場的」過ぎるとして選曲から漏れている。その時点では、同アルバムの補完作品である『エモーション・サイドB』への収録も意図されていたが実現せず、その後ジェプセン自身の同意と、楽曲が映画の内容に相応しいかを見極めた上で『フェリシーと夢のトウシューズ』のサウンドトラック収録が決定した[1]。ただし『エモーション・サイドB』への収録については、2017年9月13日に「カット・トゥ・ザ・フィーリング」を追加した形態で『カット・トゥ・ザ・フィーリング~エモーション・サイドB+』として日本限定発売されている。ジェプセンが映画に提供した楽曲はこの曲のほか、「ランナウェイズ」の合計2曲である[2]。
曲のジャンルとしてはパワー・ポップおよびシンセポップにあたる[3][4]。
曲調はイ長調で進行し、ジェプセンのボーカル声域はイ(A3)から二点イ(A5)の丸2オクターブに及ぶ[5]。
チャート[編集]
発売日[編集]