ケミカル・ハーツ | |
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Chemical Hearts | |
監督 | リチャード・タンネ |
脚本 | リチャード・タンネ |
原作 | クリスタル・サザーランド『Our Chemical Hearts』 |
製作 |
リチャード・タンネ アレックス・サックス |
製作総指揮 |
クリスタル・サザーランド リリ・ラインハート ジャミン・オブライエン |
出演者 |
オースティン・エイブラムス リリ・ラインハート サラ・ジョーンズ アディール・カリアン |
音楽 | スティーヴン・ジェームズ・テイラー |
撮影 | アルバート・サラス |
編集 | JC・ボンド |
製作会社 |
ページ・フィフティフォー・ピクチャーズ オーサムネス・フィルムズ ビッグ・インディー・ピクチャーズ |
配給 | アマゾン・スタジオズ |
公開 | 2020年8月21日 |
上映時間 | 93分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『ケミカル・ハーツ』(原題:Chemical Hearts)は2020年に配信されたアメリカ合衆国の青春映画である。監督はリチャード・タンネ、主演はオースティン・エイブラムズが務めた。本作はクリスタル・サザーランドが2016年に発表した小説『Our Chemical Hearts』を原作としている。
高校生のヘンリー・ペイジは学校新聞の編集長のポストを狙う一方、一流大学に進学するために勉学に励んでいた。そんなヘンリーにもロマンチスト―それも人並み外れた―的な一面があったが、その高すぎる理想故に恋人を作ることができずにいた。そんなある日、ヘンリーの通う学校に転校生(グレイス)がやって来た。彼女に一目惚れしたヘンリーは事あるごとにアプローチしていった。グレイスは最初の頃こそヘンリーを煙たく思っていたが、徐々に彼に心を開いていくのだった。
※括弧内は日本語吹替。
日本語吹替版その他:菊池康弘、弘松芹香、虎島貴明、大平あひる、横田大輔、松井暁波、おまたかな、矢尾幸子、中西正樹、本橋大輔、中村美怜、佐原誠、珠宮夕貴
日本語版制作スタッフ 演出:萩野洋平、翻訳:首藤千恵、制作:ACクリエイト
2016年6月、オーサムネス・フィルムズがクリスタル・サザーランドの小説『Our Chemical Hearts』の映画権を獲得した[2]。2019年6月14日、リリ・ラインハートの起用が発表された[3]。17日、オースティン・エイブラムズがキャスト入りした[4]。同月、本作の主要撮影がニュージャージー州で始まった[5]。
2020年2月11日、スティーヴン・ジェームズ・テイラーが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[6]。8月21日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[7]。
2020年6月18日、本作の劇中写真が初めて公開された[8]。7月29日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。
本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには48件のレビューがあり、批評家支持率は56%、平均点は10点満点で5.59点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「良くも悪くも、『ケミカル・ハーツ』はティーンのよくあるメロドラマティックな恋愛―数え切れないほどの映画が既にそれを取り上げている―を描き出している。」となっている[10]。また、Metacriticには12件のレビューがあり、加重平均値は58/100となっている[11]。