ザ・クラフト: レガシー | |
---|---|
The Craft: Legacy | |
監督 | ゾーイ・リスター=ジョーンズ |
脚本 | ゾーイ・リスター=ジョーンズ |
原作 |
キャラクター創造 ピーター・フィラルディ |
製作 |
ジェイソン・ブラム ルーシー・フィッシャー ダグラス・ウィック |
製作総指揮 |
ゾーイ・リスター=ジョーンズ アンドリュー・フレミング ルーカス・ウィーゼンデンガー ダニエル・ベーカーマン ナタリア・アンダーソン クーパー・サミュエルソン ベアトリス・セケイラ ジャネット・ヴォルトゥルノ=ブリル |
出演者 |
ケイリー・スピーニー ギデオン・アドロン ラヴィー・シモーン ゾーイ・ルナ |
音楽 | ヘザー・クリスティアン |
撮影 | ヒラリー・スペラ |
編集 | リビー・クエニン |
製作会社 |
コロンビア ピクチャーズ ブラムハウス・プロダクションズ レッド・ワゴン・エンターテインメント |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ・リリーシング ソニー・ピクチャーズ |
公開 |
2020年10月28日(配信) 2021年3月3日(配信) |
上映時間 | 97分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $2,012,769[1] |
前作 | ザ・クラフト |
『ザ・クラフト: レガシー』(原題:The Craft: Legacy)は2020年に配信されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はゾーイ・リスター=ジョーンズ、主演はケイリー・スピーニーが務めた。本作は1996年に公開された映画『ザ・クラフト』の続編兼リブートである。
母親(ヘレン)の再婚に伴い、リリー・シェクナーは再婚相手(アダム)の家に引っ越すことになった。転校先の学校に初めて登校したリリーだったが、クラスメートの一人、ティミーから生理を茶化されて不快な気分になった。その直後、ティミーは謎の力でロッカーに叩きつけられた。実は、リリーには潜在的な魔力が備わっていたのである。そんなリリーに目を付けたのが黒魔術に傾倒するフランキー、タビー、ルーデスの3人であった。リリーの協力もあって、3人は次々と魔術の実験を成功させていった。
リリーの学校生活はこのまま万事順調にいくかと思えたが、ある事件を境に一気に暗雲が立ちこめることになった。実は、リリーの魔力に目を付けていた人間が他にいたのである。
※括弧内は日本語吹替。
2006年、『ザ・クラフト』の続編の企画が立ち上がったが[2]、結局製作に漕ぎ着けることはできなかった[3]。2016年5月13日、『ザ・クラフト』の続編が作られることになり、リー・ジャニアクが監督に起用されたと報じられた[4]。2019年3月26日、ブラムハウス・プロダクションズが本作の製作に携わることになり、新たにゾーイ・リスター=ジョーンズが監督に起用されるとの発表があった[5]。
2019年6月21日、ケイリー・スピーニーの起用が発表された[6]。9月19日、ギデオン・アドロン、ラヴィー・シモーン、ゾーイ・ルナが本作に出演することになったとの報道があった[7]。10月、ニコラス・ガリツィン、デヴィッド・ドゥカヴニー、ジュリアン・グレイの出演が決まった[8][9][10][11]。11月、ドナルド・マクリーン・Jrがキャスト入りした[12]。
2020年10月28日、マディソン・ゲート・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[13]。
本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには108件のレビューがあり、批評家支持率は49%、平均点は10点満点で5.5点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「ゾーイ・リスター=ジョーンズ監督は現代に生きる変人たちのために舞台を作り上げたが、『ザ・クラフト: レガシー』を魅力的な作品と思うのは原作のファンだけかもしれない。」となっている[14]。また、Metacriticには24件のレビューがあり、加重平均値は54/100となっている[15]。