ジャンル | バカンス・スポーツゲーム・カジノゲーム |
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対応機種 | Xbox |
開発元 | Team NINJA |
発売元 | テクモ |
プロデューサー |
板垣伴信 長田光生(プロジェクトマネージャー) John INADA(共同P) Max. NAKA(エグゼクティブP) |
デザイナー |
板垣伴信(ゲームD) 江原克則、志賀元弘(企画・調整) 笹木千登成(モーションマネージャー) |
プログラマー | 佐渡毅史(チーフP)、前田泰志、他9名 |
音楽 | 稲森崇史(サウンドコンポーザー) |
美術 |
中倉康、四方春彦、他3名(キャラクターデザイン) 新美秀樹、他2名(背景D) 平岡知雄、他10名(モーションD) 荒生真実子、他2名(アイテムD) 宮前隆、杉本圭子、他2名(アートワーク) |
シリーズ | デッド オア アライブ シリーズ |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | 専用DVD-ROM |
発売日 |
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対象年齢 |
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コンテンツアイコン | ギャンブル関係(北米版)、暴力表現(欧州廉価版)、性的/性表現(北米/欧州廉価版) |
アスペクト比 | 4:3 - 16:9 |
解像度 | 480p (HDTV D2) |
サウンド | ドルビーデジタル (5.1ch) |
売上本数 | 11万本(販売約1か月後時点)[注 1] |
その他 | 1セーブHDD限定[注 2]、ワイドTV対応 |
『デッド オア アライブ エクストリーム ビーチバレーボール』(DEAD OR ALIVE XTREME BEACH VOLLEYBALL)は、2003年1月23日にテクモより発売されたXbox用ゲームソフト。
略称は「DOAX」や「DOAXBV」。キャッチコピーは「ごめんあそばせ♥」。
シリーズ初の派生タイトルで、『デッド オア アライブ3』までのメンバーと合わせた全8名オール女性キャストのヴァケーション体験ゲーム。リサ (LISA) が初登場。
プレイヤーは恋愛アドベンチャーにおけるヒロインたちを攻略していくような男主人公ではなく「DOA女性キャラの誰か」となり、パートナーを選んで様々なミニゲームで遊んだり、水着やアクセサリーをプレゼントしドレスアップさせて楽しむもの。
副題にもなっているビーチバレーボールは劇中の通貨=ザックを稼げる方法の1つであると同時に、対人対戦も考慮された本格スポーツゲームでもある。バカンスモードではザック稼ぎで重宝する一方、日数が経つにつれてCPUの「やる気」も増して難易度が上がり、完封するのが困難になっていくというジレンマがある。対戦モードでは5種類で設定されている能力パラメータの数値も大事だが、それ以上に3段階の優劣がある「体格値」という隠し設定も重要で、小さいキャラクターは相手からのジャンプサーブをレシーブしたりスパイクをブロックすると尻餅をついたり吹き飛ばされたりしやすく、ラリーの安定性が勝敗に影響する当作において致命的な隙をつくることになる。
水着は約300種類が用意されている。また、動物をモチーフにした水着はザックからのプレゼントでしか貰えないレアアイテムとなっており、本人しか着られない専用(オリジナル)水着でもある。
一方、かすみの「ベゴニア」「りんどう」、ティナの「アステローペ」「カノープス」「ポラリス」、レイファンの「ピピット(スカート)」「ウッドペッカー」、あやねの「ラミナ」「バンシー」、エレナの「ミントフラッペ」、ヒトミの「ユニコーン」「タウルス」、リサの「ソフィア」などが『2U』『O』『D』といった格闘ゲーム側に移植された。
さらに、あやねの「エコー」(日本限定)、ヒトミの「ケフェウス」、リサの「アマテラス」に、上述の「アステローペ」と「ラミナ」を加えた全5着が公式の実物アパレルグッズ「DOAXオリジナル水着」[2]シリーズとして実際に販売されたほか、プレスリリース会場となった『E3 2003』では現地アメリカのモデルを起用してのファッションショー演出で披露した[3]。
後述の玩具では、かすみの「あさがお」「カトレア」「ライラック」、ティナの「タイゲタ」「アルゴル」「リゲル」「アルキオーネ」、レイファンの「ウッドペッカー」「ピピット(スカート)」「ホーク(スカート)」「コンドル」「スパロー(スカート)」、あやねの「ピクシー」「スプリガン」、エレナの「ブラッディメアリー」「ハバナビーチ」「キール・ロワイヤル」、ヒトミの「リトルベアー」「フォックス」「コルト」、クリスティの「ジェット」「ムーンストーン」「カーネリアン」、リサの「アウローラ」「マッハ」「ウシャス」「ヴィーナス」「ヘラ」「ガイア」などが立体化されている。
経過日数や日差しの強いスポットで多く過ごすと肌色も5段階で日焼けしていくため、アイテムのサンスクリーンやサンタンローションで濃淡具合を調整できる。また、マニキュア(ペディキュア)による部分的な化粧も可能。
『3』のサバイバルでトロフィーランク入りしていたり、何度も女性キャラクター同士でタッグバトルをプレイしたセーブデータがあると、スタート時点の所持金が3から10万ザックに増えたり、そのペアのなかよし度が高い状態で始められる。
BGMには自社製作の楽曲はほとんど用いられておらず、オープニングテーマの歌手であるメイヤを含め、ボブ・マーリー、スパイス・ガールズ、ジャネット・ケイといった洋楽アーティストをデフォルトリストとして多数セレクトしている。
互換性サービスには対応していないため、Xbox 360本体からのプレイは不可能となっている。
なお、リリース当時の日本国内ではCEROの導入前だったことからレイティングの対象外となっている。
当作の誕生については、セガの『パワースマッシュ』や『ビーチスパイカーズ』の影響があったと語られている[4][5]。