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ベストヒット歌謡祭 | |
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2024年の会場として使用された 大阪城ホール | |
ジャンル | 音楽番組 / 特別番組 |
演出 |
廣瀬拓万 岸本至生、貴次登己(ディレクター) 浦井章亘(舞台監督) |
出演者 |
宮根誠司 ウエンツ瑛士 |
製作 | |
プロデューサー |
伊藤隆洋、遠山正悠 浦井章亘(舞台監督兼務) 多賀規恵(CP) |
制作 |
読売テレビ (ベストヒット歌謡祭主催) |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 (地上デジタル放送では5.1chサラウンド放送) |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 2003年11月29日 - 現在 |
放送時間 | 11月中旬木曜日 19:00 - 20:54(or 21:00or21:54) |
放送分 | 114〈or 120or 174〉分 |
回数 | 21 |
公式サイト | |
特記事項: 放送時間、出演者は2024年現在。回により終了時刻が異なる。 ナレーション:サッシャ、山本隆弥・澤口実歩・佐藤佳奈(共にytvアナウンサー) |
『ベストヒット歌謡祭』(ベストヒットかようさい)は、2003年から毎年11月に読売テレビの主催および制作により、日本テレビ系列で生放送されている音楽特別番組。
2007年まではUSENと読売テレビが共同で主催、2010年までは賞取りレースとして放送していた[1]。
度々タイトルを変えており、元々のタイトルは1968年に当時深夜放送だった人気番組『11PM』(日本テレビ系列)の中で放送された「夜のレコード大賞」というコーナーから始まる。その後1970年頃から独立した番組となり、2000年までは『全日本有線放送大賞』というタイトルで親しまれていた。2001年と2002年は『ALL JAPANリクエストアワード』というタイトルで放送され、現在の名称は2003年から使われている。
年末に放送される各局の賞取りレース番組や音楽特別番組の先陣を切る形で放送されている[注 1]。また、各局の年末音楽特別番組の中では唯一の在阪局制作番組であり、当番組のみ関西の会場が使用される[注 2]。
同じ関西のKBS京都でかつて放送されていたラジオ番組「ベストヒット歌謡曲」とは関係ない。
2011年に発生した東日本大震災により犠牲者や被災者が多数出たこと、それに伴って音楽業界が例年と異なる動きを見せたことに配慮して、同年は各賞選考が行われないことになった。2012年11月16日、読売テレビは「音楽表現が多様化し、従来の基準で優劣をつける審査はふさわしくない」ことを理由に、グランプリなど各賞の選考を取りやめることを発表した[1]。このため、2012年からは『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』(日本テレビ系列)・『FNS歌謡祭』(フジテレビ系列)・『ミュージックステーションスーパーライブ』(テレビ朝日系列)などと同様のコンサート形式で継続されることになった。
2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止された[2]。
テレビ放送は日本テレビ系列で2時間に渡って行われる。2004年までは、『ALL JAPANリクエストアワード』から引き続き11月後半の『スーパースペシャル』枠で放送されていた。2005年から2007年は11月下旬の月曜日に21・22時台の通常番組(21時台は自社制作でいずれの年も島田紳助が司会を務める番組、22時台は日本テレビ制作の番組)を休止する形で21:00 - 22:48に放送された。2008年から2016年は木曜日、2017年は水曜日に19・20時台の通常の番組(原則日本テレビ制作の番組)を休止する形で放送された(2008年のみ『モクスペ』枠で生放送)。2018年は再び木曜日の放送に戻ったが、2019年は2年ぶりに水曜日の放送となった。2020年は上述の通りに中止となった[注 3]。なお、火曜日・金曜日・日曜日には原則放送された事はない。
スポンサーセールス「提供クレジット出し・読み上げ」・番組送出は読売テレビ側が担当している[注 4]。
放送時間は原則として19:00 - 20:54(JST)だが、木曜日に放送した2016年、2018年、2021年、2022年は19:00 - 21:00(JST)と6分拡大、直後の『ダウンタウンDXDX』2時間SP(21:00 - 22:54、同局制作)[注 5]との接続はステブレレス接続となった。
2005年と2007年は当日録画放送(撮って出し)となったが、2006年には収録から放送まで日数が空いたため(11月17日収録・20日放送)、収録翌日の読売新聞朝刊やスポーツ新聞芸能欄記事で結果が出てしまう事態となった[注 6]。2008年以降は再び生放送となっている。
同じく日本テレビ系列で放送されている日本テレビ制作の年末音楽特別番組『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』が11月下旬に放送される場合は、当番組と『ベストアーティスト』が2週続けての放送となることがある。
2023年は前身の「夜の-」を含めて55回の記念大会となる事から放送時間を1時間拡大し、19:00 - 21:54(JST)の2時間54分となり、それ以降も同様の放送時間で現在に至る。
タイトルを複数回変えているが、その背景は2つある。
まず1つは、紛らわしいタイトルの『日本有線大賞』の存在があった[注 7]。区別が付かない視聴者が多いため混同されやすかった。
もう1つはこの番組がUSENに寄せられるリクエストだけではなくオリコンなどによるCDの売り上げやカラオケランキング、インターネットなどによる視聴者アンケートを総合して決定されていたため、かつての『日本テレビ音楽祭』に近い形へ変わってしまったことである。1990年代前半までは有線放送でより多くのリクエストを獲得した楽曲を表彰するために放送されてきた番組だったが1980年代のカラオケブーム以降、有線放送は街の飲食店の主役でなくなっておりスーパーマーケットなどでのBGMとして流れているだけとなっている。そして読売テレビと一緒に主催していたUSENでさえも最近主力となっている業務は光ファイバーを使ったブロードバンド・インターネットや、通信衛星を使ったSOUND PLANETの普及促進といったどちらかといえば法人より個人に重点を置いた業務である。
そのような流れから、現在ではヒット曲を数多く出しているJ-POPアーティストが中心に出演する音楽祭に変化している(ゴールドアーティスト賞がJ-POPアーティストで10組程度に対して演歌歌手では2・3組程度。新人賞は演歌歌手・J-POPアーティストを合わせて5・6組程度なので、新人演歌歌手受賞者がいない年もある)。そして2008年からはUSENへのリクエストデータが審査対象から外されたため、実質的には『日本テレビ音楽祭』の形式が復活した形となった。さらに、2009年からはエキシビションにあたるスペシャルゲストが登場するコーナーが設けられたことから、『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』の要素を兼ね備えた音楽祭に変わってきていた。
2007年度分までグランプリはポップス部門と演歌・歌謡曲部門に分かれていた。また、2008年度以降はUSENへのリクエストデータが審査対象から外され、オリコンなどが調査するCD売上ランキング、USENグループなどが配信する着うた・カラオケ人気ランキング、読売テレビが行うインターネット投票から出されるアーティスト支持率や人気率を審査する形に変わった。
前身である『全日本有線放送大賞』の1回目開催から40周年を迎えた2007年には「40周年記念特別賞」が設けられて、秋川雅史が受賞した。
放送年 | 放送日 | 曜日 | 放送形式 | 司会 | 会場 | グランプリ | 最優秀新人賞 | 備考 | 視聴率 | |
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ポップス部門 | 演歌・歌謡曲部門 | |||||||||
2003年 | 11月29日 | 土曜日 | 生放送 | 堺正章 藤原紀香 |
大阪城ホール | 浜崎あゆみ | 氷川きよし | 一青窈 | 浜崎は4連覇、氷川は連覇。 読売テレビ開局45年記念番組として放送。 |
11.0% |
2004年 | 11月27日 | フェスティバルホール | EXILE | 大塚愛 | EXILEは初受賞、氷川は3連覇。 | 12.7% | ||||
2005年 | 11月21日 | 月曜日 | 収録 | 堺正章 藤原紀香 三浦隆志(読売テレビアナウンサー) |
伊藤由奈 | EXILEは連覇、氷川は4連覇。 | 12.1% | |||
2006年 | 11月20日 | 神戸ワールド記念ホール | 倖田來未 | 水森かおり | WaT[注 8] | 倖田・水森ともに初受賞。 | 11.8% | |||
2007年 | 11月26日 | フェスティバルホール | RSP | 倖田・水森ともに連覇。秋川雅史が40周年記念特別賞を受賞。 | 8.9% | |||||
2008年 | 11月27日 | 木曜日 | 生放送 | 大阪城ホール | EXILE | ジェロ | EXILEは3年ぶり3回目のグランプリ。 演歌歌手の新人賞受賞は氷川きよし以来8年ぶり。 読売テレビ開局50年記念番組として放送。 |
13.4% | ||
2009年 | 11月26日 | 宮根誠司 ウエンツ瑛士 西山茉希 |
神戸ワールド記念ホール | 遊助 | フェスティバルホールの建て替え工事に伴い、暫定的に神戸ワールド記念ホールで実施。 EXILEは4回目のグランプリ。 遊助は2008年に羞恥心&アラジンとしても新人アーティスト賞を受賞。 |
12.2% | ||||
2010年 | 11月25日 | なし | EXILEは3年連続、通算5回目のグランプリを獲得。グランプリ受賞最多記録を更新。 | 11.9% | ||||||
2011年 | 11月24日 | なし | 同年3月11日に発生した東日本大震災の影響から、各賞選定は実施されなかった。 | 14.4% | ||||||
2012年 | 11月22日 | 廃止 | 各賞選定を完全に取りやめて初めての放送となった。 | 11.9% | ||||||
2013年 | 11月21日 | 宮根誠司 ウエンツ瑛士 |
大阪城ホール | 2012年まで司会を務めていた西山は産休のため降板した。 読売テレビ開局55年記念番組として放送。 |
10.6% | |||||
2014年 | 11月20日 | フェスティバルホール | 2代目フェスティバルホールでは初開催。 | 13.0% | ||||||
2015年 | 11月19日 | 宮根誠司 ウエンツ瑛士 西山茉希 |
西山が3年ぶりに司会に復帰。 実行委員会名誉会長・塩川正十郎没後初開催。 |
9.8% | ||||||
2016年 | 11月17日 | 初の19:00 - 21:00放送。 『ダウンタウンDX』2時間SPとの接続はステブレレス。 |
10.9% | |||||||
2017年 | 11月15日 | 水曜日 | 宮根誠司 ウエンツ瑛士 橋本マナミ |
海外留学のため、この年をもってウエンツが司会を降板した。 | 11.1% | |||||
2018年 | 11月15日 | 木曜日 | 宮根誠司 橋本マナミ |
大阪城ホール | 平成最後の開催。2年振りに19:00 - 21:00放送。 読売テレビ開局60年記念番組として放送。 |
9.6% | ||||
2019年 | 11月13日 | 水曜日 | 令和最初の開催。 | 10.3% | ||||||
2021年 | 11月11日 | 木曜日 | 宮根誠司 ウエンツ瑛士 |
フェスティバルホール | 2年ぶりに開催。3年振りの19:00 - 21:00放送。 ウエンツが4年ぶりに司会に復帰。 |
8.6% | ||||
2022年 | 11月10日 | 3年ぶりの有観客開催。 | 7.9% | |||||||
2023年 | 11月16日 | 大阪城ホール | この年より1時間拡大され放送時間が19:00 - 21:54になった。 | 8.4% | ||||||
2024年 | 11月14日 |
会場 | 使用年 | 収容人数 |
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大阪城ホール (大阪府大阪市中央区) |
2003年 2008年 2013年 2018年 2019年 2023年 2024年 |
10,000人 |
![]() フェスティバルホール(初代) (大阪府大阪市北区) |
2004年 2005年 2007年 |
2,500人 |
神戸ワールド記念ホール (兵庫県神戸市中央区) |
2006年 2009年 | 2012年 |
5,400人 |
![]() フェスティバルホール(2代目) (大阪府大阪市北区) |
2014年 | 2017年 2021年 2022年 |
2,500人 |
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
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近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | 日本テレビ系列 | 制作局 |
北海道 | 札幌テレビ(STV) | 同時ネット | |
青森県 | 青森放送(RAB) | ||
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | ||
宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | ||
秋田県 | 秋田放送(ABS) | ||
山形県 | 山形放送(YBC) | ||
福島県 | 福島中央テレビ(FCT) | ||
関東広域圏 | 日本テレビ(NTV) | ||
山梨県 | 山梨放送(YBS) | ||
新潟県 | テレビ新潟(TeNY) | ||
長野県 | テレビ信州(TSB) | ||
静岡県 | 静岡第一テレビ(SDT) | ||
富山県 | 北日本放送(KNB) | ||
石川県 | テレビ金沢(KTK) | ||
福井県 | 福井放送(FBC)[注 11] | ||
中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | ||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | ||
広島県 | 広島テレビ(HTV) | ||
山口県 | 山口放送(KRY) | ||
徳島県 | 四国放送(JRT) | ||
香川県・岡山県 | 西日本放送(RNC) | ||
愛媛県 | 南海放送(RNB) | ||
高知県 | 高知放送(RKC) | ||
福岡県 | 福岡放送(FBS) | ||
長崎県 | 長崎国際テレビ(NIB) | ||
熊本県 | くまもと県民テレビ(KKT) | ||
大分県 | テレビ大分(TOS) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | |
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ(KYT) | 日本テレビ系列 |