僕と彼女とオーソン・ウェルズ | |
---|---|
Me and Orson Welles | |
監督 | リチャード・リンクレイター |
脚本 |
ホリー・ジェント・パルモ ヴィンス・パルモ |
原作 |
ロバート・カプロウ 『Me and Orson Welles』 |
製作 |
アン・カーリ リチャード・リンクレイター マーク・サミュエルソン |
製作総指揮 |
スティーヴ・クリスティアン スティーヴ・ノリス ジョン・スロス |
出演者 |
ザック・エフロン クリスチャン・マッケイ クレア・デインズ |
音楽 | マイケル・J・マカヴォイ |
撮影 | ディック・ポープ |
編集 | サンドラ・アデア |
製作会社 |
CinemaNX Isle of Man Film 他 |
配給 |
![]() ![]() |
公開 |
![]() ![]() |
上映時間 | 114分 |
製作国 |
![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $25,000,000[1] |
興行収入 |
![]() ![]() ![]() |
『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(ぼくとかのじょとオーソン・ウェルズ、Me and Orson Welles)は2008年のイギリスのドラマ映画。 監督はリチャード・リンクレイター、出演はザック・エフロンとクリスチャン・マッケイなど。 1930年代のニューヨークを舞台に、若き日のオーソン・ウェルズと出会った役者志望の高校生を描いたロバート・カプロウの小説『Me and Orson Welles』を映画化した作品。 本作でオーソン・ウェルズを演じたクリスチャン・マッケイの演技が高く評価された(後述)。
2008年9月に開催された第33回トロント国際映画祭でプレミア上映された。 日本では劇場未公開だが、2011年10月1日にWOWOWで放送され[2]、同年11月4日にDVDが発売された[3]。
1937年11月ニューヨーク。俳優を目指す高校生のリチャードは、ある日、ブロードウェイの劇場前で揉めている劇団と出くわし、新進の演出家であり俳優、後に伝説的映画作家となるオーソン・ウェルズと出会う。ウェルズは自ら主催する「マーキュリー劇団」の舞台『ジュリアス・シーザー』で、ルシアス役の俳優を気まぐれに解雇したばかりで、そんな時に現れたリチャードを、これまた気まぐれにルシアス役に起用する。憧れの演劇の世界に胸を躍らせるリチャードは、劇団の制作助手を務める年上の女性・ソニヤに魅かれていく。しかし、彼女はウェルズの愛人という噂もある女性だった。トラブル続きの稽古や、不遜なカリスマであるウェルズに翻弄されながら、舞台デビューを目指すリチャードの姿と、ソニヤとの恋のゆくえが描かれる。
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』にはクリスチャン・マッケイによる大ブレークした演技と舞台裏のドラマに対する伝わりやすい愛があり、時折ふわふわして深みのないトーンをその愛によって克服している。」であり、157件の評論のうち高評価は85%にあたる134件で、平均点は10点満点中7.10点となっている[4]。 Metacriticによれば、30件の評論のうち、高評価は26件、賛否混在は4件、低評価はなく、平均点は100点満点中73点となっている[5]。
映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
英国アカデミー賞[6] | 助演男優賞 | クリスチャン・マッケイ | ノミネート |
インディペンデント・スピリット賞 | 助演男優賞 | クリスチャン・マッケイ | ノミネート |
英国インディペンデント映画賞 | ニューカマー賞 | クリスチャン・マッケイ | ノミネート |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 | インディペンデント映画賞(トップ10作品の1つ) | 受賞 | |
クリティクス・チョイス・アワード | 助演男優賞 | クリスチャン・マッケイ | ノミネート |
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 | ブレイクスルー演技賞 | クリスチャン・マッケイ | ノミネート |
オースティン映画批評家協会賞 | ブレイクスルー・アーティスト賞 | クリスチャン・マッケイ | 受賞 |
オースティン映画賞 | リチャード・リンクレイター | ||
ユタ映画批評家協会賞 | 助演男優賞 | クリスチャン・マッケイ | 受賞 |