ジャンル | タクティカルアクション |
---|---|
対応機種 |
PlayStation 3 Xbox 360(海外のみ) PC(Microsoft Windows) |
開発元 | コーエーテクモゲームス(オメガフォース) |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
シリーズ | 真・三國無双シリーズ |
人数 |
1 - 2人(PS3、360、PC) 1 - 4人(PSP) |
メディア |
[PS3]BD-ROM [PC]DVD-ROM3本組 |
発売日 |
[PS3] 2011年3月10日2011年3月29日 2011年3月31日 2011年4月8日 [PC] 2012年3月9日 2012年6月21日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:Teen 13+ PEGI:12+ OFLC: Mature |
売上本数 |
[PS3] 日本 47万6018本[1] 世界 80万本以上[2] |
『真・三國無双6』(しん・さんごくむそう6)は、2011年3月10日にコーエーテクモゲームスから発売された真・三國無双シリーズの第6作。
キャッチコピーは「進化に終わりはない。シネマティック一騎当千。」。
ナンバリングタイトルとしては、3年4か月ぶりの発売となる。真・三國無双シリーズでは初の3D立体視対応になり、ナンバリングタイトルでは初のオンライン協力プレイが可能となった。同シリーズで初めてオートセーブ機能がついた作品でもある。
前作までは小説やドラマ等で『三国志』として取り上げられることが多い後漢末期から三国鼎立の時代を中心に描いていたが、本作では史実で三国時代を終わらせた第4の勢力「晋」[3]が追加され、それに伴い三国時代後半を元にしたシナリオと新武将が登場する。また、前作である『5』で削除された『4』以前の武将のうち、龐徳[4]と左慈以外は復活し、参戦武将は全62名と過去最多となった。
「魏伝」、「呉伝」、「蜀伝」、「晋伝」の4つから1つを選択し、勢力によって違うが、22 - 24程度のステージをこなし、三国志の各勢力の物語を追体験するモード。基本的な設定は三国志演義に準じているが、本作オリジナルの改変がされている部分も存在する。
幕間ムービーから戦闘モードに切り替えるシームレスプレイを実現。ステージごとに使用する武将は固定されており、ストーリーモードでは使用できない武将も存在する(特に、ゲームオリジナル色の強い女性武将は孫尚香と王元姫の二人を除き、ストーリーモードでは使用不可)。長坂の戦いなど大掛かりな戦闘ではステージが前後編で分割され、使用武将が切り替わることもある。また、ストーリーの進行に伴って陣営に武将が出入りしたり、戦死者が出たりと時系列に沿ったイベントがステージ間のデモで発生する。ストーリー中で所属勢力が変わる武将(関羽など)はステージ間のデモで所属勢力に合わせた衣装カラーに変更される。
なお「晋伝」は終盤年代のストーリーであることを考慮してか、他3勢力のストーリーを最後までクリアしていない状態で選択しようとすると注意メッセージが表示されるようになっている。
ムービーによってはセリフが出ているにもかかわらず字幕が表示されないことがある。
中国大陸を見立てたマップ上に配置されたヘックスごとに設定されたミッションをプレイするモード。マップの北東の端のヘックスからスタートし、ミッションをクリアすることで隣接するヘックスを選択できるようになる。画面分割の2人プレイモード・オンライン協力プレイに対応。またこのモードでは衣装変更が可能である。
最初に使用する武将を選択し、ステージを選択して攻略していく。ステージには街中で買い物や他の武将との交流で絆を深めていく「都城」と戦闘ステージの2種類に分けられ、さらに戦闘ステージの中には、特定の武将を主人公とした有名エピソードやIFシチュエーションの戦闘がセットになった「列伝」が存在する。最初から使用できる武将は9名のみだが、ストーリーモードで新たな武将を使用してステージをクリアするか、その武将の列伝を全てクリアすると使用可能武将に追加される。
『5』の連舞システムから従来のチャージシステムに戻ったが、本作では緊急回避がヴァリアブル攻撃に入れ替わり、ジャンプチャージは廃止されている。
本作では、武将が武器を2つまで自由に装備できるようになり、ヴァリアブル攻撃を発動することで、それらを切り替えて使用することができる。
また、武器には種類ごとに一定数の「印」の取り付けができ、「パラメータ上昇」「攻撃範囲拡大」「対武将強化」といった様々な能力を付加することが可能。印はその効果を持っている武器を使用するか、クロニクルモードで鍛冶屋に武器を預けることで獲得することができる。
武器の基本モーション自体はどの武将でも同じだが、武将の「力」と「素早さ」の値に対応してそれぞれの武器に3段階の適正が設定されており、不得意な武器を使うと攻撃モーションが遅くなるので不利となる。 また無双乱舞およびEX攻撃を使用でき、最高適正に上げる特技も持つ「得意武器」も武将ごとに設定されているので、武将の個性が失われたわけではない。 NPCとして登場する武将は常に得意武器を所持しており、ヴァリアブル攻撃は使用しない。
レベルシステムが完全撤廃され、『4』までのように成長アイテムを拾うことで成長するシステムになった。ただしステータスの初期値や最大値はキャラによって異なる。攻撃力・防御力の成長アイテムは、それを落とす敵を倒したときの攻撃コンボを繋げた回数に応じて1段階上のアイテムに変化する(2段階以上の変化はしない。また体力値増加の点心が大点心に変化することはない)。
また敵将を倒すごとに「武功」を獲得でき、これを用いて「特技」を取得できる。「特技」の例としては無双ゲージ値を増やしたり、攻撃やチャージなどのアクションを解放するといった効果などがあるが、ツリー状に配置された特技を順に開放する形式になっており、武将ごとに習得できる特技の種類は決まっている。ストーリーモードでは前に操作していた武将の武功が引き継がれ、特技の習得が楽になるケースもある。
装備アイテムはほぼ全てが武器に付加する印に置き換えられた。 また本作の武器は威力・属性と印の装着数を完全に固定されたプリセット式となり、武器名の重複とランダムでの性能設定が基本的に登場しなくなった。
過去の作品のコスチューム・BGMが無料で購入できるほか、有料で武器・ステージ・クロニクルモード用シナリオが購入できる。2011年3月24日配信の武器「戦戈」の売上は東北地方太平洋沖地震の被災地への義援金として寄付された。また、三国志から離れたネタ的な衣装として、「オリジナル衣装」という名称で、現代日本の学園物をモチーフとした衣装、「オリジナル衣装2」という名称で古今東西の童話・神話・伝説をモチーフとした衣装が有料で販売されている。
PSP版でのダウンロードコンテンツは2011年11月現在、初回特典の王元姫用衣装と旧作のBGMのみで旧作コスチュームや有料コンテンツは配信されていない。
初回限定特典として、趙雲の『三國無双』版コスチューム(PS1用格闘ゲーム版)のダウンロードシリアルコードが封入。
また、店舗によっては購入特典として以下の特典ダウンロードシリアルコードが付く。ローソン以外の特典は、2011年9月1日に有料ダウンロードコンテンツ「『三國無双』衣装セット」として配布された。
ジャンル | タクティカルアクション |
---|---|
対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | コーエーテクモゲームス(オメガフォース) |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
人数 | 1 - 4人(PSP) |
メディア |
UMD2枚組 ダウンロードコンテンツ2本組 |
発売日 | 2011年8月25日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:Teen 13+ PEGI:12+ OFLC: Mature |
売上本数 | 8万4,234本[1] |
2011年8月25日にPSP版が発売された。
ジャンル | タクティカルアクション |
---|---|
対応機種 | PlayStation 3 |
開発元 | コーエーテクモゲームス(オメガフォース) |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | BD-ROM |
発売日 |
2011年9月29日 2011年11月15日 2011年11月18日 2011年11月24日 |
売上本数 | 15万4813本[1] |
『真・三國無双6 猛将伝』(しん・さんごくむそう6 もうしょうでん)は2011年9月29日にPlayStation 3で発売。
キャッチコピーは「さらに 激闘シネマティック」。
真・三國無双シリーズで拡張ソフト「猛将伝」が発売されるのは2005年発売の『真・三國無双4 猛将伝』以来となる。単独でもプレイ可能だが、『6』本編とディスク交換による連動(ミックスジョイ)することで全ての要素がプレイ可能となる[6]。
6本編では登場しなかった龐徳に加え、新規キャラクターとして郭嘉[7]と王異が無双武将として参戦、3名全員が魏勢力として登場する。また、新たな武器の系統が6種類追加され、趙雲・関羽・張飛・夏侯惇の4人は新しい武器系統が得意武器に変更されている。『真・三國無双』シリーズでは、猛将伝で無双武将が追加されるのは本作が初である。
2012年3月19日にWindows版が発売。『真・三國無双6』『真・三國無双6 猛将伝』の内容をワンパッケージで収録。Steam版も配信されている[8]。
ジャンル | タクティカルアクション |
---|---|
対応機種 | PlayStation 3 |
開発元 | コーエーテクモゲームス(オメガフォース) |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | BD-ROM |
発売日 | 2012年11月8日 |
売上本数 | 10万3,800本[1] |
『真・三國無双6 Empires』(しん・さんごくむそう6 エンパイアーズ)は2012年11月8日にPlayStation 3で発売。
キャッチコピーは「運命を 斬りひらく」。