ジャンル | 2D対戦型格闘ゲーム |
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対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
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開発元 | テクノスジャパン |
発売元 | データイースト |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア |
業務用基板 (216.75キロバイト) |
稼働時期 |
1984年6月 1984年9月 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス | 4方向レバー×2 |
CPU | Z80(@3MHz)×3 |
サウンド |
AY-3-8910A(@1.5MHz) DAC |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 縦モニター 256×224ピクセル 60.00Hz パレット256色 |
『空手道』(からてどう)は、テクノスジャパンが開発し、1984年6月にデータイーストから稼働されたアーケード用2D対戦型格闘ゲーム。日本国外では『Karate Champ』のタイトルで稼働された。現在はデータイーストのライセンスを取得したジー・モードが版権を持っている。
本格的に空手を題材にした、アーケードゲームとしては世界初の対戦格闘ゲーム[1]。続編の『対戦空手道』とともに、対戦格闘というジャンルを新しく築いたヒット作品である[1]。2本のレバー操作の組み合わせで20種類以上の空手技による攻撃と防御動作を繰り出し、修行ステージや対戦ステージを乗り越える。
後に『カラテチャンプ(KARATE CHAMP)』というタイトルで1985年に北米にてApple II、コモドール64、TRS-80に移植された他、1986年にはNintendo Entertainment Systemやディスクシステムに移植された。アーケード版はハムスターよりPlayStation 2の『オレたちゲーセン族』シリーズ、Wiiのバーチャルコンソールアーケード、PlayStation 4、Nintendo Switchのアーケードアーカイブスとして移植されている。本作のBGMには「スポーツ行進曲」(1953年)や「ああ人生に涙あり」(1969年)のメロディーが使用されている。PlayStation 2版ではこれらも再現されておりジャケットにはJASRACの許諾証紙が貼付されていたが、これ以外の移植作品では全て異なる曲に差し替えられている。
続編として、同年9月に『対戦空手道 青春美少女編』(たいせんからてどう せいしゅんびしょうじょへん)が稼働された。『対戦空手道』ではプレイヤー同士の対人戦要素が盛り込まれ、ヒロインのモモを奪い合うという内容。牛の替わりに二頭の猪が現れる等の細かな変更も行なわれている、(2020年の時点で)同作及び海外版『VS KARATE CHAMP』(バーサス カラテチャンプ)はダウンロード販売されていない。
操作は4方向レバー2本で行う変則的なものとなっており、左レバーでキャラクターの移動、右レバーで攻撃を行うシステムとなっている[2]。攻撃は左右レバーの組み合わせによって変化し、全部で15種類の技が存在する他、敵との距離によって技が変化する仕様となっており、後の対戦型格闘ゲームにおいてもこの仕様は引き継がれている[2]。小技と大技の2種類が存在し、小技はヒットした時に「技あり」と判定され、大技は「一本」と判定される場合がある[2]。先に30秒の試合時間中に試合を2本先取した方が勝利となり、「技あり」を2回取得する事で「一本」に該当するシステムとなっている[2]。30秒で決着がつかなかった場合は判定となり、ポイントが多いほうが勝者となるが、同点の場合はプレイヤーの負けとなる。CPUのルーチンはどの段位でもほぼパターン化されているので、それに従えば比較的簡単に進む事が可能。
ステージ構成は「練習」、「組み手」、「ボーナスステージ」の3種類があり、「練習」はゲーム開始時のみで後は「組み手」、「ボーナスステージ」がループするものとなっており、[1]2勝ごとに昇段していく。初段は道場での組手、2段以上は全国大会が舞台となる。ゲームの目的は最終段位である「名人」を目指す事であり、「一本」を取得すると得点が2倍になる事から、稼働当時には「いかに高得点の技を一本で取るか」というパターン化がプレイヤー間にて試された[1]。
ボーナスステージは「鍛錬」と「試し割り」(各段の1勝目)、「牛殺し」(各段昇格時)の3種類が存在する[2]。「鍛錬」は飛来する植木鉢などを破壊する内容となっており、「試し割り」は氷柱や瓦を割る内容となっている[2]。「牛殺し」は2勝ごとの昇段時に「さあ牛だ!」との吹き出しが現れ、浜辺で牛と格闘する内容となっており、本作の稼働当時に話題となった[2]。この「さあ牛だ!」という言葉は後に至るまで語り継がれており、同社から稼働されたアーケードゲーム『ファイターズヒストリーダイナマイト』(1994年)においては隠しボスとして牛が登場している[2]。「牛殺し」では逆突きで倒すのが定番となっているが、上級者になると飛び蹴りで牛を倒しギャラリー湧かせることなどもあった[1]。なお「牛殺し」に失敗しても昇段には影響しない。
カッコ内にコマンドを記す。なお、Nはレバーをニュートラルに戻すことを意味する。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
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1 | Karate Champ | 1985年 |
Apple II コモドール64 TRS-80 |
Barkeley Software | データイースト | フロッピーディスク | - | |
2 | カラテチャンプ | 1986年11月 1988年7月22日 |
NES ディスクシステム |
データイースト 酒田SAS |
データイースト | ロムカセット ディスクカード両面 |
NES-KC-USA DFC-KAR |
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3 | オレたちゲーセン族 空手道 |
2005年7月21日[3] |
PlayStation 2 | ハムスター | ハムスター | DVD-ROM | SLPM-62628 | アーケード版の移植 |
4 | 空手道 | 2010年3月16日[4] |
Wii | テクノスジャパン | ハムスター | ダウンロード (バーチャルコンソールアーケード) |
- | アーケード版の移植 |
5 | Karate Champ | 2010年5月20日 |
iPhone iPad (iOS) |
テクノスジャパン | Revolutionary Concepts | ダウンロード | 335387077 | アーケード版の移植 |
6 | Karate Champ XL | 2010年8月24日 |
iPhone iPad (iOS) |
テクノスジャパン | Revolutionary Concepts | ダウンロード | 385462349 | アーケード版の移植 |
7 | 空手道 | 2014年10月9日[5][6] 2015年7月28日 2015年9月29日 |
PlayStation 4 | テクノスジャパン | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
CUSA-01328 CUSA-02970 CUSA-02942 |
アーケード版の移植 |
8 | 空手道 | 2019年10月3日[7][8][9] |
Nintendo Switch | ハムスター | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 |
評価 | ||||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 2.40 | 2.20 | 2.30 | 2.40 | - | 2.40 | 11.70 |