Linux Mintで起動するRazor-qt 0.4.1 | |
開発元 | The Razor-qt Team, contributors |
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初版 | 2010[1][2] |
最新版 |
0.5.2
/ 2013年1月12日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C++, Qt |
対応OS | Unix系 |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | 開発終了、LXQtに統合 |
種別 | デスクトップ環境 |
ライセンス | GPL v2 |
公式サイト |
razor-qt |
Razor-qtは既に開発が終了したパーソナルコンピュータ用のフリーソフトウェアなデスクトップ環境である。Razor-qtは同様の別プロジェクトであるLXDEに統合された。
Razor-qtの開発者はRazor-qtについて「Qt 4ベースの先進的で、使いやすく、高速なデスクトップ環境で、Qt 5へは移植しない。Razor-qtはシンプルさ、速度、直感的インターフェースを評価するユーザーに合わせている。ほとんどのデスクトップ環境とは違い、Razor-qtは低スペックのマシンでもよく動く」と語っていた[3]。
Razor-qtは開発終了時点でもまだ初期の開発段階であり[4]、2012年4月時点でパネルビューアー、スイッチャー、デスクトップ、アプリケーションランチャー、設定センター、セッションがあった。これらのコンポーネントはユーザーによって利用可能・不可能に設定できる[5]。
Razor-qtはOpenbox、fvwm2、KWinのようにあらゆる近代的なXウィンドウマネージャと共に動作する。
Razor-qtのメモリ消費量はLXDEのそれをわずかに上回る。レビュアーのテストでRazor-qtは114MBのメモリを消費しユーザーのテストでLXDEは108MBのメモリを消費した[6]。
LXDE開発者の洪任諭 (Hong Jen Yee) が2013年初期にQtへPCMan File Managerを移植した後[7][8]、彼とその賛同者はRazor-qtと似たソフトウェア設計目標を持つ別のオープンソースデスクトップ環境であるLXDEとの潜在的コラボレーションについて議論した[9]。2013年7月21日、Razor-qtプロジェクトの代表がRazor-qtをLXDEのQt移植であるLXQtと統合することをアナウンスした[10]。新しい製品であるLXQt v0.7.0[11]の最初のリリースは2014年5月7日に公開された[12]。