ブラックソーン 復讐の黒き棘

ブラックソーン 復讐の黒き棘
ジャンル 固定画面アクション
対応機種 スーパーファミコン (SFC)
開発元 ブリザード
発売元 アメリカ合衆国 Interplay
日本 コトブキシステム
プロデューサー ロナルド・ミラー・シニア
マシュー・フィンドリー
デザイナー ロナルド・ミラー・シニア
シナリオ ミッキー・ネイルソン
ロナルド・ミラー・シニア
フランク・ピアス・ジュニア
プログラマー フランク・ピアス・ジュニア
パトリック・ワイヤット英語版
音楽 グレン・スタッフォード
美術 ロマン・ケニー
スチュアート・ローズ
ジェーソン・マグネス
ロナルド・ミラー・シニア
サムワイズ・ディディエ
人数 1人
メディア 8メガビットロムカセット[1]
発売日 アメリカ合衆国 199409231994年9月23日
ヨーロッパ 1994年
日本 199508111995年8月11日
その他 型式:アメリカ合衆国 SNS-6Z-USA
日本 SHVC-6Z-JPN
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ブラックソーン 復讐の黒き棘(-ふくしゅうのくろきとげ)』は、1994年9月23日アメリカ合衆国Interplay Productionsから発売されたスーパーファミコン固定画面アクションゲーム。日本では1995年8月11日コトブキシステムから発売された。

主人公であるカイルを操作し、サーラック率いる帝国を倒して滅びた故国の復讐を果たす事を目的としている。ブローダーバンドのパソコン用ソフト『プリンス・オブ・ペルシャ』(1989年)タイプの作品であり、細かなキャラクターの動作や多彩なアクションを特徴としている。

開発はブリザード・エンターテイメントが行い[2]、ゲーム・デザインは『バイキングの大迷惑英語版』(1993年)を手掛けたロナルド・ミラー・シニア、プロデューサーはミラーおよび『R.P.M.レーシング』(1991年)を手掛けたマシュー・フィンドリー、音楽は『バイキングの大迷惑』を手掛けたグレン・スタッフォードが担当している。

2013年からBattle.netを通じて英語版を無料で遊べるようになった。[3]

ストーリー

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父を失い、祖国を滅ぼされた主人公カイル・ブラックソーンはサーラック率いる帝国に復讐すべく、1人立ち向かう

登場人物

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カイル・ブラックソーン
主人公。サーラック率いる帝国に滅ぼされたブラックソーン王国の王子。

移植版

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No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 Blackthorne アメリカ合衆国 199412191994年12月19日
ヨーロッパ 1994年
PC/AT互換機 ブリザード・エンターテイメント Interplay CD-ROM -
2 Blackthorne アメリカ合衆国 1995101995年10月
BRA 1996011996年1月
スーパー32X Paradox Development Interplay ロムカセット アメリカ合衆国 84519
アメリカ合衆国 202411242024年11月24日
3 ブラック・ソーン 地獄の復讐 日本 199601311996年1月31日
PC-9801/9821 マイクロハウス マイクロハウス フロッピーディスク -
4 Blackthorne アメリカ合衆国 1996111996年11月
Macintosh Ideas From the Deep
WaveQuest
MacPlay フロッピーディスク -
5 Blackthorne アメリカ合衆国 200309192003年9月19日
ヨーロッパ 200309262003年9月26日
ゲームボーイアドバンス Mass Media ヴィヴェンディ ロムカセット アメリカ合衆国 AGB-AQXE-USA
ヨーロッパ AGB-AQXP-UKV
6 Blackthorne INT 201311032013年11月3日
Windows ブリザード ブリザード ダウンロード
Battle.net
-

スタッフ

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  • ゲーム・デザイン、レベル・デザイン:ロナルド・ミラー・シニア
  • プログラミング:フランク・ピアス・ジュニア、パトリック・ワイヤット英語版
  • アディショナル・プログラミング:ジェームス・エドワード・アンハルト3世
  • プロデューサー:ロナルド・ミラー・シニア、マシュー・フィンドリー
  • エグゼクティブ・プロデューサー:アイマン・アドハム、アラン・パヴリッシュ
  • アートワーク:ロマン・ケニー、スチュアート・ローズ、ジェーソン・マグネス、ロナルド・ミラー・シニア、サムワイズ・ディディエ
  • アート・テクニシャン:ジョーイレイ・ホール
  • サウンド、音楽:グレン・スタッフォード
  • テキスト、ダイアログ:ミッキー・ネイルソン、ロナルド・ミラー・シニア、フランク・ピアス・ジュニア

評価

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評価
集計結果
媒体結果
GameRankings69% (GBA)[4]
Metacritic67% (GBA)[5]
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム4/5stars (Mac)[6]
Computer and Video Games88% (SFC)[7]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー8/10点 (SFC)[9]
32/40点 (SFC)[7]
ファミ通29/40点 (SFC)[10]
ゲーム・インフォーマー8/10点 (GBA)[12]
GamePro5/5点 (SFC)[7]
4.5/5点 (32X)[11]
GameSpot7/10点 (GBA)[13]
GameSpy3/5stars (GBA)[12]
GameZone7/10点 (GBA)[12]
IGN7.5/10点 (GBA)[14]
Next Generation4/5stars (DOS,Mac)[15][16]
PC Gamer UK86% (DOS)[17]
ファミリーコンピュータMagazine18.5/30点 (SFC)[18]
Game Players87% (SFC)[7]
PC Format53% (DOS)[17]
Aktueller Software Markt9/12点 (DOS)[17]
Mean Machines80% (32X)[11]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、8・7・7・7の合計29点(満40点)[10]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、18.5点(満30点)となっている[18]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 2.9 3.2 2.8 3.4 3.3 3.1 18.5

脚注

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  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1995年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、182頁。ISBN 9784862979131 
  2. ^ Blackthorne” (英語). GameSpot. 2018年7月7日閲覧。
  3. ^ “Blizzard's 16-bit platformer Blackthorne is now available as free download” (英語). pcgamer. https://www.pcgamer.com/blizzards-16-bit-platformer-blackthorne-is-now-available-as-free-download/ 2018年7月7日閲覧。 
  4. ^ Blackthorne for Game Boy Advance”. GameRankings. CBS Interactive. November 5, 2019閲覧。
  5. ^ Blackthorne for Game Boy Advance Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. November 5, 2019閲覧。
  6. ^ Blackthorne for Macintosh (1996)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020年9月6日閲覧。
  7. ^ a b c d Blackthorne for SNES (1994)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020年9月6日閲覧。
  8. ^ Charles Ardai (January 1995). “Interplay's Swashbuckling BLACKTHORNE Challenges PRINCE OF PERSIA'S Rule”. Computer Gaming World (126): 168–170. http://www.cgwmuseum.org/galleries/issues/cgw_126.pdf August 5, 2015閲覧。. 
  9. ^ “Review Crew: Blackthorne”. Electronic Gaming Monthly (Sendai Publishing) (62): 28. (September 1994). 
  10. ^ a b ブラックソーン -復讐の黒き棘- まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年9月5日閲覧。
  11. ^ a b Blackthorne for SEGA 32X (1995)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020年9月6日閲覧。
  12. ^ a b c Blackthorne for Game Boy Advance (2003)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020年9月6日閲覧。
  13. ^ Provo, Frank (November 11, 2003). “Blackthorne Review”. GameSpot. 2020年9月6日閲覧。
  14. ^ Blackthorne Review”. IGN (September 24, 2003). 2020年9月6日閲覧。
  15. ^ “Blackthorne”. Next Generation (Imagine Media) (4): 90–91. (April 1995). 
  16. ^ “Blackthorne”. Next Generation (Imagine Media) (26): 135. (February 1997). 
  17. ^ a b c Blackthorne for DOS (1994)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020年9月6日閲覧。
  18. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、383頁、ASIN B00J16900U 

外部リンク

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