(469372) 2001 QF298 | |
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ハッブル宇宙望遠鏡が2006年に撮影した(469372) 2001 QF298
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仮符号・別名 | 2001 QF298 |
分類 | 太陽系外縁天体(TNO)[1] 冥王星族[2][3] |
発見 | |
発見日 | 2001年8月19日 |
発見者 | Marc W. Buie[4] セロ・トロロ汎米天文台 |
軌道要素と性質 元期:2016年1月13日(JD 2457400.5)[1] | |
軌道の種類 | 楕円軌道[1] |
軌道長半径 (a) | 39.241天文単位 (5.8704 Tm)[1] |
近日点距離 (q) | 34.756天文単位 (5.1994 Tm)[1] |
遠日点距離 (Q) | 43.726天文単位 (6.5413 Tm)[1] |
離心率 (e) | 0.11429[1] |
公転周期 (P) | 245.82 年(89784.4 日)[1] |
軌道傾斜角 (i) | 22.408°[1] |
近点引数 (ω) | 41.215°[1] |
昇交点黄経 (Ω) | 164.24°[1] |
平均近点角 (M) | 154.29°[1] |
物理的性質 | |
平均直径 | 408.2+40.2 −44.9 km[5] |
スペクトル分類 | B−V=0.67 ± 0.07 V−R=0.39 ± 0.06[5] |
絶対等級 (H) | 5.43 ± 0.07,[5] 5.2[1] |
アルベド(反射能) | 0.071+0.020 −0.014[5] |
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(469372) 2001 QF298(仮符号2001 QF298)とは、太陽系の最も外側の領域のエッジワース・カイパーベルトに存在する太陽系外縁天体である[5]。2001年8月19日にMarc W. Buieによって発見された[4]。2001 QF298は冥王星族であり、冥王星のように海王星と3:2の軌道共鳴の関係にあることを意味している[5]。
2012年、2001 QF298のサイズは、ハーシェル宇宙天文台で得られた熱放射データに基づいて推定された。結果は408.2+40.2
−44.9 kmであった[5]。
可視光線では、2001 QF298は灰色またはわずかに赤い色をしているように見える[6]。
最初に発見されたとき、2001 QF298は4.7の絶対等級(H)を持つと計算された[7]。2008年の光度曲線振幅分析ではわずかなずれしか示されていないため、2001 QF298は直径約480キロメートル (300 mi)の回転楕円体で、小さなアルベドスポットがあり、したがって準惑星であることが示唆された[8]。絶対等級5.4でアルベドを0.1と仮定すると、450キロメートル (280 mi)よりも小さいため、2010年からの同じ著者の準惑星候補のリストには含まれていない[9](最初の論文と同じ基準)[8]。