T-15アルマータ | |
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ロシア陸軍のT-15、2015年モスクワ戦勝日パレードにて。 | |
種類 | 重歩兵戦闘車 |
原開発国 | ロシア |
諸元 | |
重量 | 55t[1] |
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主兵装 |
2A42 80.5口径30mm機関砲[2][3] 携行弾数500発(徹甲弾/榴弾)[4] |
副兵装 |
同軸に7.62mmPKT[5] コルネット-EM[2] |
T-15 アルマータ (ロシア語: T-15 Армата)は、ロシア連邦の重歩兵戦闘車である。企業側の呼称は「オブイェークト149(Т-14 Объект 149)」で、最初に公開されたのはアラビノ演習場における2015年モスクワ戦勝日パレードのリハーサル中であり、当初砲塔は覆い隠されていた。
T-15はロシア連邦軍の次世代装甲戦闘車輛シリーズ、「アルマータ(Армата)」共通戦闘プラットフォームを利用した派生車輛のひとつで、ロシア陸軍の基礎プラットフォームであるBMP-2とMT-LBを更新することが予定されている[4]。
T-15は、2A42 30mm機関砲および同軸に7.62mmPKT機銃[5]を備えたブーメランク-BM遠隔操作銃塔を搭載している。
また、両側面にはコルネット-EM対戦車ミサイルを2発備えた台がある[2]。
T-14と同じように、T-15はアルマータ共通戦闘プラットフォームを基礎としているものの、本車は機関を車体前部に持ち、T-14とは類似しない[4]。
T-14と同じように、T-15は爆発反応装甲[3]および「アフガニト(Афганит)」アクティブ防護システムによって防御されている[4]。T-14のアフガニト発射管が砲塔基部に装着されている一方、T-15では、この兵器を車体の上部側面に沿って配列している[4]。
89式 | M2ブラッドレー | K21 | プーマ | Strf 90 | T-15 | |
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画像 | ||||||
全長 | 6.8 m | 6.55 m | 6.9 m | 7.4 m (防護レベルC) | 7.0 m | 不明 |
全幅 | 3.2 m | 3.60 m | 3.4 m | 3.7 m (防護レベルC) | 3.42 m | 不明 |
全高 | 2.5 m | 2.98 m | 2.6 m | 3.1 m (防護レベルC) | 2.75 m | 不明 |
重量 | 26.5 t | 30.4 t | 25.0 t | 41.0 t (防護レベルC) | 27.6t | 55 t |
最高速度 | 70 km/h | 66 km/h | 70 km/h | 70 km/h | 70 km/h | 65 – 70 km/h |
乗員数 | 3名+兵員7名 | 3名+兵員6名 | 3名+兵員9名 | 3名+兵員6名 | 3名+兵員7名 | 3名+兵員9名 |
主武装 | 90口径35mm機関砲×1 | 87口径25mm機関砲×1 | 70口径40mm機関砲×1 | 82口径30mm機関砲×1 | 70口径40mm機関砲×1 | 80.5口径30mm機関砲×1 |
副武装 | 7.62mm機関銃×1 79式 ATM×2 |
7.62mm機関銃×1 TOW ATM×2 |
7.62mm機関銃×1 AT-1K ATM×2 |
5.56mm軽機関銃 スパイク-LR ATM |
7.62mm機関銃×1 | 7.62mm機関銃 9M133 ATM×4 |
映像外部リンク | |
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T-15 (at 28 seconds) during night time rehearsal of the 2015 Moscow Victory Day Parade. |